渋谷すばるさん、読み方は「しぶや」ではなく「しぶたに」です。
2018年末でジャニーズ事務所を退所してしまいましたので、ここでは元アイドルタレントと明記させていただきます。
ジャニーズ所属のアイドルとは若干イメージがワイルドなため、一度見たら記憶に残るタイプかと思います。
とはいえ、あまり露出が派手な方ではなかったので、もしかしたらジャニタレファンでないと、顔と名前が一致しないかもしれませんね。
彼は自身の道を信じて歩むことを決め、事務所を退所、そして関ジャニ∞を抜けました。
人気アイドル街道まっしぐらだった途中での決断は相当のものだったと思われます。
そんな渋谷すばるさんとは、どんな方だったのでしょうか。
渋谷すばるとは?
1981年生まれ、母親に5000円あげるからと言われオーディションを受けたら受かってしまったという変わったきっかけから芸能界入りします。
オーディション当日に雑誌の撮影に参加のため、デビューはオーディション合格した1996年になります。
1999年、二宮和也さんとダブル主演「あぶない放課後」でドラマデビューをします。
2002年に関ジャニ∞を結成、2004年にCDデビューをし、2018年7月から開催されるツアー前に抜けるまでメインボーカルを担当していました。
グループ脱退・事務所退所の理由は音楽追及のため活動拠点を海外におきたいという内容でした。
自身の目指す道のため、築き上げた栄光を手放す勇気はなかなかできるものではありません。
男気溢れるともいえますが、勇気ある行動を決意できる渋谷すばるさんの名言とはどんなものがあるのでしょうか。
渋谷すばるの名言①
「昔は色んな噂を立てられた事もあったしそれで傷ついた事もあったけど、今は信じてくれる人がおったらいい、噂なんか勝手に言っといたらいいねん」
人は心無い言葉に動揺してしまう生き物です。
これはいくら人生を積み重ねても、なかなか慣れることはできません。
実際、慣れてしまったらいけないような気もしますが、気にし過ぎてしまうのもどうかと思います。
噂を言っている人はどれだけでしょうか。
信じてくれる人が少なくても、信じてくれる人を大事にした方が心が豊かではないでしょうか。
噂はいずれ衰退し、また違う噂が出始めるものです。
いちいち反応していては人生勿体ないですよね。
渋谷さんのように「勝手に言ってろ」くらいの気持ちでいられるような切り替えスイッチを常に持ち続けたいものです。
渋谷すばるの名言②
「最終的にに決めるのは自分やからそんな焦る必要もんないし」
決断は自身で決めなくては意味がありません。
誰かに決めてもらった決断は、失敗したり頓挫してしまったりすると、他人のせいにしてしまうからです。
自分の人生は自分で決めて歩まなくては意味がありません。
誰かに相談したり意見を求めることは参考程度にしましょう。
また後悔や失敗をしないよう、じっくり悩み考えるのも人生にとって大事なことかと思います。
渋谷すばるの名言③
「人と人が付き合う時に大事なんは『思っている事をその場で言う事』悪いと思ったら謝る。嫌な事されたら怒る。正直に表すのは誰だって勇気がいる事。それが出来るのとで出来ないのとでは大違い。失敗を恐れず頑張って!」
日本人は察する・汲み取る・空気を読むなどを美徳と思うところがあります。
しかし、100%察したり汲み取ったりなどできるものではありません。
思っていることははっきりと相手に言葉として伝えなければ伝わりません。
もちろん、ズケズケ言えばいいというものでもないので、言い方や声のトーンなど配慮する面は必要です。
とくにされて嫌なことは言った方がいいでしょう。
本来は、自分がされて嫌なことは他人にしないことが人としてのマナーだったり道徳であったりするのですが、されて嫌なことと思わなければしてしまいます。
意見することはとても勇気のいることで、それを言ってくれる人との関係は大事にしたいものです。
勇気を絞って言ってくれることは、長く付き合いたいという意思表示でもあるからです。
その場限りでいいなら、勇気を出さず我慢して二度とかかわらないだけですよね。
かなり時間が経過してから「実は」と本音を言われると、こじれることもありますので、相手のことを大事と思うのならその場で意思表示しましょう。
渋谷すばるの名言④
「人っていうのはひとりひとり違う。容姿も才能も魅力もそれぞれ違う。それでええねん。それはすごく素敵なことなんです」
これは筆者もよく相談されることです。
たぶん、多くの方がこの件で相談された経験があるのではないでしょうか。
日本はとくに個性を認めないようなところがあります。
少数派は変わり者のレッテルを貼られやすいので、あえて長い物には巻かれろ精神でいる人もいるのではないでしょうか。
あなたはあなたで、あなた以外の人には慣れないのです。
どんなに他人と比べても無意味なことです。
あなた自身の持つ個性を伸ばす、輝かせることに尽力した方がよっぽど素敵な人生ではないでしょうか。
ただ、我を通すのと我がままを言うのとは違います。
自身の主張を聞いてほしいのであれば、相手の意見も聞きそういう考えもあると受け入れてから、自分の主張をする気遣いも忘れないようにしましょう。
渋谷すばるの名言⑤
「自分はいつも1番下やと思ってる。そうすればずっと上を見ていけるから。常に上を目指す意識 。絶対に忘れへん」
いつも一番下であると思うことはよいことです。
常に上を見ていられるから……確かに。
しかしどうせ自分はと卑屈になったりするのとは違います。
さらに、世界は広く小学校で優秀でも中学にいったらそうでもなかったという経験があるように、上には上がいるので、自分がトップと思っていると挫折を味わいかねません。
挫折もはねのけられるメンタル面があるのなら良いのですが……
まとめ
苦楽を共にしてきた仲間に、もう一緒の未来を見ることはできない、別々の道を行きたいと思ってもなかなか言えるものではありません。
仮に言えたとしても全員が納得してくれるまでの期間は様々だと思います。
それぞれの落としどころで落ち着くのか、どちらかが一方的に受け入れしまうのか、それは意思を主張した側の思いの強さでも変わってくるのではないでしょうか。
相手の意見を尊重したいと思ってもなかなかできることではありませんよね。
尊重し続けていたら、いつも自分は引く立場になってしまうから。
それはあいつはいつも聞き入れてくれると思い込まれてしまうこともあります。
そうではなく、伝えたい思いを伝えきったうえで「あなたの意見を尊重します」といえたなら、別々の道に進んでも応援していけるのではないでしょうか。
相手を説得させるだけの熱意、そして相手を思う配慮など、なにひとつ欠けてはなりたたないと思います。
常日頃の渋谷さんの思いや行動が、周りに理解されるだけのものがあったのでしょう。
別の道に進みたい、だけどなかなか打ち明けられない、そんな時は渋谷さんの言動などを見習うとよいかもしれません。