「人類史上最速の男」と言えば皆さんは誰を思い浮かべるでしょうか?
そりゃ、「世界記録保持者」だろう、と思われるのが当たり前かと思いますが、年代によって思い浮かべる人物に多少の相違があるのでは無いかと思います。
例えば、往年の陸上選手であれば「カール・ルイス」あたりを思い浮かべる世代の人もいるのではないでしょうかね。
最近の陸上選手で言えば、「タイソン・ゲイ」なんかも名前が挙がりそうですよね。
でも1人、圧倒的なスプリンターとして強烈なイメージを残している人物がいますよね?
そう、「ウサイン・ボルト」です。
現在の100m及び200mの世界記録保持者であります。
冒頭に挙げた「人類史上最速の男」は誰?と聞かれれば、彼の名前を挙げる方が大半ではないかと思います。
今回はそんな「ウサイン・ボルト」の名言をご紹介していきたいと思います。
まずは彼について簡単に説明しておきましょう。
ウサイン・ボルトとは?
ウサイン・ボルトはジャマイカ生まれの32歳、元陸上競技短距離選手です。
皆さんご存知の様に人類史上最速スプリンターであるウサイン・ボルトですが、彼の功績を語るとなるとオリンピックでの活躍は外せませんよね。
他にも世界選手権でも数多の栄光を手にしていますが、ここではオリンピックに絞って彼の活躍を紹介しておきましょう。
彼が出場したオリンピックでの参加種目及び結果を下記に記載していきます。
◆北京オリンピック(2008年)
・100m・・・金メダル
・200m・・・金メダル
・4✕100mリレー・・・金メダル(後にメダルはく奪)
◆ロンドンオリンピック(2012年)
・100m・・・金メダル
・200m・・・金メダル
・4✕100mリレー・・・金メダル
◆リオデジャネイロオリンピック(2016年)
・100m・・・金メダル
・200m・・・金メダル
・4✕100mリレー・・・金メダル
改めてこういう形で書いてみると、凄いの一言ですよね。
無双過ぎて怖いくらいです(笑)。
北京オリンピックのリレーでのメダルはく奪について補足しておくと、リレーメンバーの1人がドーピングを行っており、それが発覚した為に失格処分となったのでメダルがはく奪されてしまいました。
これにより、各順位繰り上げとなった訳ですが、このリレーで日本チームは3位でしたがジャマイカチームのドーピング発覚による失格の影響で2位に繰り上げとなり、銀メダルとなった訳です。
若干話が逸れましたが、人類史上最速スプリンターとして名を馳せていたウサイン・ボルトですが、2017年に現役を引退しております。それでは本題であるウサイン・ボルトの名言を下記より紹介していきますね。
ウサイン・ボルトの名言①
不可能と可能を分けるのは覚悟の差だ。
The difference between the impossible and the possible lies in determination.
よく「出来るか出来ないではなくて、やるかやらないか、だ」なんて言葉がありますが、このウサイン・ボルトの言葉も同様の意味だと思います。
何かを成す時に、それに対する「覚悟」を決められる事が出来るのか?
「覚悟」を持ってこそ、何事も「可能」になるのでしょう。
不可能と思う事でも強い意志・覚悟を持つ事によって可能になるかも知れません。
まずは一歩を踏み出さなくては始まりません、覚悟を持つ事により可能への道が拓けるのでしょう。
ウサイン・ボルトの名言②
夢は自由だ。目標にはコストがかかる。君ははタダで夢を見ることはできるが、目標は払うものなしでは達成できない。。時間、努力、犠牲、そして汗。君は自分の目標のために何を払いますか?
Dreams are free. Goals have a cost. While you can daydream for free, goals don’t come without a price. Time, effort, sacrifice, and sweat. How will you pay for your goals?
皆誰しも「夢」を抱いた事があるでしょう。
その「夢」が現実的な夢であれ、非現実的な夢であれ、この言葉の様に夢を見る事は皆自由であるしお金も勿論発生しません。
ただこれを「夢」では無く「目標」と置き換えた場合、目標を成し得るにはそれなりの対価が必要になってくる訳ですよね。
ボルトの言葉にある様に、その対価と言うのが「時間」なのか「努力」なのかは人それぞれです。
「夢」と「目標」の違いが何なのか、と言う部分もありますが、夢を最終的なゴールと捉えればゴールまでの道のりが目標だ、とも考えられるのではないでしょうか。
夢を叶える為の目標に対し人それぞれの対価を払う、と私は考えます。
ウサイン・ボルトの名言③
楽をすることは選択肢にない。休日なんてない。やめないことだ。
Easy is not a option. No days off. Never quit. Be Fearless.
人は誰しも楽な方に気持ちが向いてしまうのは致し方ない事だと思います。
恐らく大半の人は苦しい事より楽な方に足や目が向いてしまうと思います。
しかしながら、その苦を厭わずストイックに物事に向き合うほんの一握りの人達が超一流の人々なのではないでしょうか。
ウサイン・ボルト自身も楽な事だけしていたら、彼が築き上げた栄光は成し得なかったかも知れません。
この言葉にある様に「楽をする事は選択肢にない」と考えていたからこそ、数々の記録を作れたのでしょう。
ウサイン・ボルトの名言④
継続することは、他の何よりも難しいことだ。
Repeating is harder than anything else.
この言葉も名言③の言葉に少し通じる部分があると思います。
「継続は力なり」なんて言いますが、日々同じことを継続すると言うのは本当に難しい事だと思います。
我々が日々継続出来る事と言えば、日常生活に於いては色々ありますが、そんなレベルでの話とは次元が違いますよね。
アスリートとして自身を高める為のトレーニング等を日々継続する事は非常に厳しく難しい事でしょう。
ただこれも楽をせず苦しい事を選択する事によって高パフォーマンスを発揮できるアスリートであれたのでしょうね。
ウサイン・ボルトの名言⑤
人生には多くの試練がある。ケガをしたり他人に批判されたり。でも目標に向けて一生懸命頑張れば必ず目標は達成できる。僕も自分自身を限界まで鼓舞して、それが報われてきたんだ。
I’ve worked hard over the years, I’ve been injured and I’ve worked hard through it, and I’ve made it.
ウサイン・ボルト試練と我々が体験する試練は少し次元が違うかも知れませんが、人間生きていると色んな試練って訪れますよね。
その試練に打ち負け、何もかも嫌になってしまう事もあるかも知れません。
試練に打ち勝つ為には明確な「目標」であり、「自分・自己」と言うのを持っていれば乗り越えられるかと思います。
何も考えず、無為無策の状態と言うのが一番ダメな事だと思うので、何かしらの「目標」を持つ、キチンとした自分自身を保つ事が大切では無いでしょうか。
試練はいつ訪れるか分かりません。
でも試練が来た時に跳ね返せるだけの気持ち・気概は持ち続けたいものです。
まとめ
人類史上最速スプリンターと呼ばれているウサイン・ボルトの名言を紹介させて頂きました。
彼は「ライトニング・ボルト」と言う「稲妻」を意味する愛称があります。
ウサイン・ボルトお馴染みのポーズ(弓を引いている様なポーズ)もカッコいいですよね。
そんな彼も現役引退後はオーストラリアで同国のサッカー1部のAリーグに所属するクラブチームに練習生として入団し、プレシーズンマッチに出場しゴールを決めたりしていました。
その後、プロ契約はしなかったみたいですが、サッカー選手としての片鱗も見せていました。
果たして彼は次に何をしてくれるのでしょうか?
非常に楽しみですね!
以上、ウサイン・ボルトの名言集を英語付きで紹介!!でした!!