女子テニス界の女王とも言える大坂なおみ選手は、まだ20代前半の可愛らしい女性であり、インタビューでのカタコトの日本語は可愛らしくユニークですよね。
また、昨年の全米オープン初制覇に続く四大大会2連覇の快挙は人の心に元気を与える事にもなり、飾らず屈託のない人柄などは多くの人に愛されています。
そんな大坂なおみ選手が語る言葉はユニークでありながらも常にポジティブな言葉が多いです。
今回は、大坂なおみの名言集を英語付きで紹介します。
大坂なおみとは?
大坂なおみさんは、大阪出身の女子プロテニス選手あり、1997年10月、ハイチ出身の父と日本人の母の間に生まれ、3歳でアメリカへ移住しています。
父の影響で姉のマリと共にテニスを始めたなおみ選手は、身長180cm、体重69kgとスポーツ選手にとっては父譲りの恵まれた体型をしており、最速193km/hのサーブはほとんどの選手が打ち返す事が出来ないほどの威力があります。
また、日米二重国籍でありながらも、選手登録は日本であるため、育った環境から英語は流暢に話しますが日本語は上手とは言えません。
そんな大坂なおみ選手は、2013年にプロへ転向し、数々の大会で勝利を勝ち取りますが、メンタル面での弱さから順位に伸び悩みもあったようです。
しかし、2018年からサーシャコーチが就任したあとは世界ランキング68位から一気に19位と上昇し、昨年行われた全米オープンでは最多優勝記録を持つセリーナ・ウイリアムズにストレートで勝ち新旧女王対決が大荒れとなった事は記憶に新しいですよね。
セリーナ・ウイリアムズの長年のファンからブーイング受け、涙した大坂なおみ選手ですが、この時のインタビューは多くの観衆の心に感動を与えることにもなり、更には4大大会2連勝と言うアジア勢初の世界ランキング1位に決定すると言う、テニスの技量だけでなく精神的にも急成長を見せてくれました。
そんな大坂なおみ選手が語る言葉は、相変わらずユニークで御茶目な一面も見せてくれますが、人々の心に活力を与えてくれるようなポジティブな言葉が多くあります。
大坂なおみの名言①
みんなセレナを応援していた事を知っています。
こんな終わり方ですみません。I know that everyone was cheering for her and I ‘m sorry it had end like this.
これは、2018年に行われた全米オープンの決勝でセリーナ・ウイリアムズ選手に勝ち、優勝した時のインタビューで語った言葉ですがすが、大阪なおみ選手は子供の頃からセリーナ・ウイリアムズ選手に憧れを抱き、戦う事が夢であり、それが実現できた事を嬉しく思っていると言っています。
つまり、勝ち負けよりも憧れであったウイリアムズと戦えたことに満足していたのです。
それが、自分が勝ってしまった事に困惑していると言うか、とても複雑な気持ちが伝わってくる言葉でもあります。
また、大阪なおみ選手の優しさや少女のような純粋さが伝わる言葉でもあり、ブーイングしていた観衆もやがて拍手に変わり、全ての人から祝福を受ける事にもなりました。
ウイリアムズ選手の素晴らしいメッセージもありますが、なおみ選手の人柄が全ての怒りを鎮めたとも言えます。
大坂なおみの名言②
やりたくねぇこと、やってるヒマはねぇ。
I do not have time to do things I do not what to do.
大坂なおみ選手は、育った環境から英語は流暢に話しますが、日本語はあまり上手とは言えずインタビューなどはとてもユニークな発言が多いです。
その為、アニメや歌詞などから日本語を勉強していると言いますが、この言葉も、どのように理解したらよいのか悩んでしまいますよね。
大阪なおみ選手は「THE BLUE HEARTS」のファンでもあり、その楽曲の中の「ブルースをけとばせ」の歌詞の一説で、ラッパーKOHHの楽曲「it gma」のフレーズを覚えたのではないかとも言われています。
普通の選手がコートにテニスラケットを叩きつけ、このようなセリフを言えば、とんでもない暴れ者と思われますが、大坂なおみ選手が同じことを言い行動したとしても、ユニークでどこか御茶目ととられてしまうのは、やはり彼女の人柄からなのでしょうかね。
大坂なおみの名言③
負けたら凄くがっかりするゎ。
当然、勝つ事は楽しい。
でも、負けたからと言って世界の終わりではないと言う思いがあるの。I am disappointed when I lose.
Of course , winning is fun.
But I thought that I am not the end of the world to say that I lose is there.
大阪なおみ選手は、全ての試合で順調に勝ち進んだわけではなく、負ける事ももちろんあります。
しかし、以前の彼女は、第一セットを落とすと2セット、3セットと落とし、負け試合になってしまうのがパターンでもありましたが、一試合ごとに精神的にも強くなり、1セットを落としても2セットで巻き返すと言うようになったようです。
実力もありますが、何と言っても精神的な急成長の方が目覚ましいと思います。
もちろん、ここまで来るにはコーチの影響も大きいと言えますが、元々のポジティブな考え方が彼女を成長させたとも言えます。
何時までも尾を引かないと言う、心の入れ替えはスポーツ選手にとって一番大切なのかもしれませんね。
大坂なおみの名言④
たとえ足を骨折してもどんなボールにも追いつかなければいけない。
Even if my legs fracture , I have to catch up with any ball.
四大大会2連覇し、更に世界ランキング1位となった大阪なおみ選手ですが、ここまで来るのに数知れない強豪を相手にしてきたことは確かです。
その為、返してくるボールやサーブなども大阪なおみ選手と同等レベルの威力を持つ場合もあり、そんな早いボールに追いかけなければならないときもあります。
この言葉は、勝利した直後の発言であり当時のなおみ選手はこのようにも言っています。
「負けていたら自分を許せなかった!全てのポイントで頑張らなければいけないと考えていた」
勝負をする者は、負けることなど考えてはいけないのですね。
常に勝つ事だけを考える気持ちが、勝利に導いてくれるとも言えます。
大坂なおみの名言⑤
この大会に優勝にきた。
まだ止まるわけにはいかないゎ。I came to win this competition.
I can not stop still.
この言葉は大阪なおみ選手の力強さが伝わってきます。
試合を重ねる毎に、大阪なおみ選手は何事も口に出した方が達成すると言う事を覚えたとも言っており、確かに自分の心を奮い立たせる言葉でもありますよね。
実際、絶対勝つとか、絶対取る!と言うような言葉を口にすると何となく達成するような感じにもなります。
これは受験生たちにもお薦め出来る言葉かもしれません。
まとめ
大坂なおみ選手のニュースが連日放送されますが、テニスの試合に釘付けになったのは1996年ウインブルドンの伊達公子さん以来の事です。
もちろん伊達さんと大阪なおみ選手とではタイプ的にも違いますが、なおみ選手の持ち前の明るさや、時折みせる少女のようなあどけなさが可愛らしく、試合直後のユニーク発言にも笑わせられる事もありますが、スピードのあるサーブにはなおみ選手の気迫などを感じたりもしました。
フワフワしてどこかあどけなさも感じられる大坂なおみ選手ですが、試合をする毎に大人へと成長し、世界ランキング1位となった今は素敵なレディーとも言えますよね。
これからも、ハイチと日本の誇りとして女王の座を守り続けて欲しいと願います。
以上、大阪なおみの名言集を英語付きで紹介しました。