憧れの人はいますか?
尊敬する人はいますか?
いないという方、いらっしゃいます。
ぜひ、誰か目標、生きる励みになる人物を探してみてください。
なぜなら?
苦しいとき、しんどいときにその人の言葉があなたを暗い悩みの中から救い出してくれるかもしれないからです。
人間、生きていたらうまくいかないこと、怒られたり、嫌われること、いやみを言われることもあります。
そんなとき、自分の励みになる言葉があると、底から抜け出せるかもしれません。
ここでは、故・星野仙一さんの励みになる言葉を紹介します。
星野仙一とはどんな人物?
野球が好きな方、野球をしていた方はご存知だと思います。
有名な監督です。
残念ながら2018年に70歳でお亡くなりになりました。
東北楽天イーグルスを優勝まで導いた監督です。
私の中では、熱いく、試合中に審判に抗議するイメージがありますが、それは熱意の表れであり、選手のための最上級の敬意ではないでしょうか?
星野前監督は、1947年に岡山県で生まれました。
1968年にドラフト指名で中日ドラゴンズに入団。投手として14年間活躍します。
星野監督のすごいところは、現役を去ってから名監督としても活躍するところです。
選手として優秀でも監督の立場になると、人を動かす立場となります。
人に教える立場は、非常に難しいです。コミュニケーションや相手との信頼関係なしには、うまく伝わらないからです。
星野前監督は、中日ドラゴンズ、阪神タイガーズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、さらには北京オリンピックの監督もしています。
名実ともに選手でも監督でも有名な方です。では、星野前監督の名言をまとめました。
星野仙一の名言①
差を埋めるのは技術や戦術じゃない。気持ちなんだ。
私は、才能がある人を嫉妬します。
例えば、実行力があって何でもこなしている人、夢を実現している人、お金を持っている人・・・。
隣の芝生は青い
まさにこの気持ち。自分よりいい物を持っていると思うと、誰かをうらやましく感じ、嫉妬します。
しかし、そうではないのです。
持っている技術でもやり方でも、ましてや才能でもなく、気持ちなんだということです。
何か現実と私の理想の隙間は、差があるのは、理想に近づく気持ちが足りないのでしょう。
よく自己啓発の本にも書いてあります。
したいこと、目標を人に話しましょう、と。それは、自分の暗示になり、いうことで実現しようと気持ちがやる気になります、と。
まさに星野前監督の言葉と同じではないでしょうか?
あらためて自分を見つめなおす言葉になります。
星野仙一の名言②
人を愛せ。人を信じよ。人を生かせ。人を褒めよ。
難しいです。私には一番難しいです。
人を信じる?自分をも疑っている私が人を信じるには難しいのです。私は、ひねくれ者です。
他人の優しさにも疑いを持つくらいです。
星野前監督は。人を信じることは、自分を信じることくらい難しいことをご存知です。
人を愛して、信じて、それが人(他人)が生かされる(力を発揮する)ことで、さらには生かすには褒めることも大事だとお伝えしているように感じます。
子供につい、褒めるつもりが怒りに変わります。
それは、信じていない気持ちからきています。まずは、信じること。自分を信じることが大事なんだと感じました。
星野仙一の名言③
思いが強ければ強いほど、勝利に近づいていきます。
星野前監督は、いつも強気な発言でした。
北京オリンピックも「金メダルを持って帰る」とおっしゃいました。残念ながら、メダルは持ち帰ることはできませんでしたが、この言葉、今言える日本人がどれだけいるでしょうか?
みんな、言葉に対して責任よりも逃げ道を作るほうが多いと感じます。
しかし、それは夢に実現にも、勝利にもつながりません。
先にも話しましたが、言葉にして他人に言うことで、実現に近づけようと気持ちも行動も動いていきます。
監督という立場は難しいです。
言葉で自分、選手をやる気にさせて、結果をつなげる、そのことを実感していた監督だからこそ、言葉に出た名言です。
星野仙一の名言④
自分だけでは何もできないというのは自覚しています。
星野前監督のすごいところは、自分を知っているということです。
私にはプライドがあります。プライドは、ゴミに捨ててしまえ、なんていわれるくらい厄介なものです。
私は、口では、できませんよ、とか、家族のおかげです、なんていいながら、自分だけでもなんとかできるし・・・なんておごりたかぶっています。
星野前監督は、自分ひとりが結果を導いているわけではなく、チームや選手、コーチ、ファンがいるから、チームが勝ち、優勝できること、その大切さを知っています。
最近、私も少し感じています。周りに生かされていること、プライドはゴミ箱に捨てること。
星野前監督のお言葉にふれて、プライドは捨ててしまうこと、決心しました。簡単にはこの気持ちの癖は治りませんが、捨てるまで星野前監督のお言葉は忘れません。
星野仙一の名言⑤
楽天に監督で就任して大震災が起きていやしてあげたいと信じて戦ってきました。まだ、ご苦労なさっていますが(楽天の勝利が)雀の涙でもいやしてあげたいと思っていました。ありがとう。
私は涙が出そうになります。
星野前監督の人柄が出ているお言葉であり、このときの映像は覚えています。
普段、スポーツ番組は滅多に見ない私が、感動したからです。
あの東日本大震災は、今も心に残っています。
私は、近くにいたわけではありません。被災はしておりませんが、苦しかったです。家がある、水が出る、ご飯食べる・・・この幸せが苦しかったです。
だからこそ、楽天の優勝は嬉しく、元気をもらいました。
私も笑顔でいることが大事なんだと。
まとめ
星野仙一前監督、すばらしい名言を残してくださいました。
私の朝が憂鬱なのは変わらずプライドは、簡単に捨てれませんが、しかし、変わりたい、そんなきっかけをたくさんくださいました。
日々、気持ちが迷子にならないように、自分や人を信じて、過ごして生きたいです。