氷上で優雅に舞い、ジャンプやステップ、スピンといった技を駆使し技術を点数化し競い合う競技のフィギュアスケート。
冬季オリンピックの公式種目でもあるので皆さんもテレビまたは会場に足を運んで観戦された方もいらっしゃるかと思います。
日本にもオリンピックでメダルを獲得した選手は多数いますが、皆さんは「フィギュアスケートの選手」で1人頭に思い浮かべるならば誰が思い浮かびますか?
皆さんの頭の中に引退した選手や現役の選手関わらず、色んな人が思い浮かんだのではないでしょうか。
ここでは1人の「元選手」をピックアップして、その方の名言を皆さんにお伝えしたいと思います。
その方と言うのは「浅田真央」さんです。
日本、いや世界のフィギュアスケート界に大きな足跡を残したと言っても過言では無い、浅田真央。
今回はその浅田真央の名言を紹介していきますね。
浅田真央とは?
浅田真央については皆さんもある程度はご存知かと思いますので、ここでは簡潔に紹介だけしておきましょう。
浅田真央とは愛知県名古屋市出身の28歳で、姉の浅田舞もフィギュアスケート選手として活躍され現在はタレントとしても活動されていますね。
ジュニア時代から「天才少女」と呼ばれ、その後のシニアの大会でもGPファイナルで優勝を飾り2006年のトリノオリンピック出場への期待が高まりましたがISU(国際スケート連盟)が定める年齢制限に達していなかった為、代表資格が得られず出場出来ませんでした。
その後、世界選手権や四大陸選手権、グリンプリファイナルでの優勝を引っ提げ、2010年のバンクーバーオリンピックに出場。
結果は銀メダルでしたが、観衆に多くの感動を与えた事に違いはありません。
2014年のソチオリンピックにも出場しますが、結果は6位入賞。
その後に1年間の休養期間を挟み、2015年に現役復帰するものの、2017年に現役引退。
引退後はプロスケーター・タレントとして第二の人生を歩まれています。それでは浅田真央の名言を紹介していきます。
浅田真央の名言①
【やるしかない、練習するしかないんです。“浅田真央”から逃げる事は出来ないので】
この言葉は「浅田真央」であるが故に背負う物の大きさが伝わってくる言葉ではないでしょうか。
自身が築き上げてきた「浅田真央」と言う人生、世間の方が「浅田真央」と言う人物のイメージ。
もしかしたら自分自身が思う自分と世間が思う「浅田真央」と言う人物像でギャップが生じていたのかも知れません。
ただ間違いなく本人は「浅田真央」である事以外の選択の余地は無いので逃げる事など到底出来ません。
色んなプレッシャーもあったことでしょう。
不安・葛藤・悩みを吹き飛ばすには練習に打ち込む事で解消してきたんですね。
羨望の眼差しで見られる事が多いですが、当人には外から見る煌びやかな部分だけではなく、裏ではこの様な葛藤と常に戦っていた事が伺えます。
浅田真央の名言②
間違えたり、失敗することは「成功への道」でもあるんですけれど、
何度も同じ過ちを繰り返してはいけません
この言葉の様に失敗をする事で人は覚える事って多々あると思います。
最初から何でも完璧に出来る人間なんていない訳であって、居たとしてもほんの一握りでしょう。
何かを成し遂げる為には失敗はつきものであり、その失敗から学び工夫を凝らしステップアップしていくと思います。
それが成功への一歩であり、道である事は間違いないでしょう。
ただ、失敗から何も学習せず同じ失敗を繰り返す事は単なる愚行にすぎません。
この言葉からは「失敗してもいいけど、失敗から学びなさい」と言うニュアンスが伝わってきますね。
浅田真央の名言③
【悔しさを忘れない様に銀メダルは見える所に置いておきます】
これはバンクーバーオリンピック後での浅田真央のコメントですね。
冒頭にも記載しましたが、浅田真央はバンクーバーオリンピックで銀メダルを獲得しています。
ただ、金メダルの期待が掛かる中での銀メダルだったので本人にとっても悔しさと言うのは筆舌に尽くしがたい部分もあったでしょう。
私たちにとっても浅田真央程のスケールではないにしろ、色んな場面で悔しさを噛み締める事ってあるかと思います。
でもその悔しさから逃げ、目を逸らしていては決して乗り越える事は出来ないでしょう。
悔しさを味わった事を糧として、その気持ちを忘れる事なく受け入れ、乗り越える事で大きく成長できるのだと思います。
浅田真央の名言④
【喜んでもらいたい人が見つかると、人は強くなれる】
この言葉は皆さんの中にも共感を覚える人は多いのではないですか?
自分自身の為に何かをするだけでは、やりがいや嬉しさなんかは味わいにくいと思います。
私自身も身近な事で言うと、この言葉の「強くなれる」と言う部分からは少し逸れてしまうんですが、料理を作った時に「美味しい」と言ってくれる家族の為に工夫をしたりひと手間加えて頑張ろうと思うのも喜んで貰いたい人がいるからですよね。
自分以外の誰かの為に「何かをしてあげよう」と言う気持ちを持っていると多少苦しくとも頑張れる気がします。
勿論、上記に挙げた料理はあくまでも一例ですが、他の事でも色々とあるかと思います。
「誰かの為に」と言う気持ちは人を強くする思いなのでしょう。
浅田真央の名言⑤
【昨日の自分は、決して今日の自分を裏切らない】
何かを目指し努力し頑張っている人に贈りたい言葉ですよね、これ。
丁度今の時期なら受験生に聞かせてあげたいですね。
私もかつては受験勉強に勤しんだ時期がありましたが、当時は志望校に受かるか落ちるかも分からない状況でただ勉強する日々に言い知れぬ不安を抱えたりしていました。
結果として志望校に受かる事が出来たので、今現在振り返ってみると浅田真央のこの言葉と言うのは凄く的を得た言葉だな、というのは実感します。
勿論、努力してもいい結果が得られるとは限りません。
でも努力した事に違いは無いので、そこから得られる事も大きいと思います。
まとめ
この記事を書いていて1つだけビックリした点がありました。
それは「浅田真央ってもう28歳なんだ」と。。。
勝手なイメージなんですが、「天才少女」と呼ばれ若くしてシニアの大会で優勝していた時の幼いイメージが残っていたので年齢を見て少しビックリしてしまいました。
そりゃ人間皆平等に齢を重ねていく訳ですから、当たり前の話なんですけど。
まあそんな話は置いといて、浅田真央の名言には人を前向きにさせてくれる言葉が多く感じました。
直接的な言い方だけではなく、間接的な言い方でも伝わってくる言葉が多いので、皆さんそれぞれにピッタリの名言も出てくるかも知れませんよ。
以上、浅田真央の名言集が心に響く!~あなたへのメッセージ~でした!!