最近、さまざまなスポーツで若手の活躍が目立っています。
しかも若さが半端ではありません。
卓球の張本選手、フィギュアスケート紀平選手、将棋の藤井七段、囲碁では10歳のアマ仲村さんが話題になっています。
すごい勢いで若手が育ってきていて、これからが、目が離せません。
その中でも、将棋の世界は、藤井七段の登場で華やかになってきました。
しかし、将棋といえば、羽生善治九段が有名ですね。
長らく、将棋=羽生善治九段というイメージがあります。
その優しいおだやかな顔立ちが将棋ファンならず、人気になりました。
羽生善治とはどんな人物?
羽生善治九段は、1970年に埼玉で生まれました。
羽生善治九段も藤井七段同様、中学生でプロとなり、1989年には竜王位を獲得、1996年には将棋界の全タイトルを独占した記録があります。
現在48歳。
タイトル獲得数は99期と歴代1位です。
ただ、将棋とは、すぐに勝負がつく世界ではなく、5時間も6時間も、それ以上時間をかけて勝負がおこなわれます。
そのためお昼ごはんや夜ご飯を間にとりながら、行われ、近年はその勝負飯に注目が走ったほどです。集中力も体力も使う世界なのです。
その中で長らくプレッシャーに戦いながら、一戦、一戦を戦い、タイトルを取り続けた羽生善治九段は、まさに偉大な方です。
では、そんな羽生善治九段の名言集をまとめてみました。
羽生善治の名言①
楽観はしない。
ましてや悲観もしない。
ひたすら平常心で。
まさに日本の伝統的な競技につながる名言です。
私は剣道をしていました。試合のときは、緊張の連続です。
強いと分かっている相手には、負けるかも・・・とか、どうしたら勝てる?と思いながら試合に望むと大抵負けました。
まさに油断してもいけないし、負けるかもと思ってもいけません。
常に前にあることに集中するのです。それが大事です。
勝ち負けは、その後についていきます。
まずは、自分が普段していること、出せる力をどう出すか?それが大事です。
羽生善治九段の言っていることは、的を得ています。ただ、実行するのはかなりの経験と努力は必要です。
羽生善治の名言②
追いつめられた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。
羽生善治九段は、この自分の地位を簡単に手に入れたものではありません。
分かっていますが、才能がある、もともと力もある、と感じて、自分とは別物なんだと思ってしまいます。
しかし、羽生善治九段も苦しいときは何度もありました。
そして、忘れられないのが2018年2月なんと、藤井七段が羽生九段を破った対戦ですね。
これはまさに追い詰められたことです。
まさかの羽生善治九段の負けでした。
藤井七段が強いのも理解できますが、羽生善治九段を破るとは・・・
羽生善治九段、この追い詰められた環境でも今も戦い続けています。
このことにとらわれず、次の一歩を考えています。
飛躍とは、負けたり失敗したり、そこから生まれるのです。
うまくいっているときは、気づけないことが気づける大事なチャンスです。
羽生善治の名言③
毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対につかめない。
難しい言葉です。
私は、石橋を叩くタイプです。
特に仕事においては無茶ができません。
こっちのやり方が楽で効率よい、と分かっていても、長年のやり方をしてしまい、時間がかかるタイプです。
長年のやり方は、石橋を叩く、ゆっくり確認する仕事です。
しかも、集中力も切れるので気持ちの切り替えも必要です。
なぜ、新しいやり方をしないのか?
それは、怖くてチャレンジできないからです。
わかっています。
羽生善治九段は、勢いや流れも大事だと言っています。
その流れを感じたら、思い切り勝負に出ること、自分の力を信じること、ですね。
失敗を恐れてうまくいかないこともありますが、これからは、流れや勢い、ひらめきを大事にしたいです。
まずは、1つ、私の考えているやり方をトライします。
羽生善治の名言④
勝負に一番影響するのは「怒」の感情だ。
私は、びっくりしました。
一番影響するのは「恐」かと思っていたからです。
不安や恐怖、恐れだと思っていました。
しかし、「怒」なんですね。
これは、自分に対してなのでしょうか?相手に対してなのでしょうか?
私はある本を読んだとき、「怒」が一番ややこしいと書いてあったことを思い出しました。不安や恐怖も「怒」の感情の一部と書いてあった気がします。
そうすると、この感情をコントロールできるようになると、平常心につながるのですね。
私は、そのときはグッとガンマンしても、後から怒りがこみ上げて、「あの時は・・・」と言うことがあります。もちろん、自分自身に「怒」のときもあります。
勝負のときだけでなく、「怒」は家庭や仕事にも影響していると思います。うまく消化していく方法を探そう、羽生善治九段の名言でそう思っています。
羽生善治の名言⑤
「もがく時間」はすごく大事です。
わからない、迷っている、悩んでいる。そのような時間は、後々の財産になります。
私は、この言葉を自分に贈りたいと思い、選びました。
私は、もがいています。
もう半年以上、仕事が向いていないとか失敗が多い、なぜ今この仕事についているのか?他に転職したほうがいいのか?
このトンネルに入って長いです。
しんどくて、朝が嫌になります。
しかし、この気持ちが後々の財産になるのかな?なるといいな?羽生善治九段の名言を聞いてそう思いました。
投げやりになりたいくらいですが、この悩みは私を成長させてくれる、そう思って1日、1日踏ん張りたい!!今はそんな気持ちです。
まとめ
羽生善治将棋士の名言はいかがだったでしょうか?
2019年初めの段で記載させていただきました。
常に冷静なイメージの羽生善治将棋士ですが、さまざまなことを考えています。
当たり前のことですが、その名言に触れたことで、少しでもその思考を私も見習って、悲観も楽観もせず、平常心で1日をこなして生きたいです。それは、今!!を集中して生きることなのかもしれません。