羽生結弦 名言集



今やフィギュアスケートと言えば、羽生結弦の名は代名詞ともいえますし、名前を知らない人はいないほど有名であり、シーズン毎に組むプログラムの演技には魅了されますよね。

氷の上を優雅に華麗に舞う姿にはつい時間を忘れて見入ってしますが、その姿とは裏腹に、選手たちの心の中はプレッシャーと戦いながらもたった一瞬のミスで勝敗が決まってしまう演技に全力投球をしているものです。

特に羽生結弦さんは幾度かの怪我を克服しながらもオリンピックでは連覇を果たすと言う実力者であり、彼の言葉には人生観が伝わってくるメッセージが多くあります。

今回は、羽生結弦の名言集が心に響く!~あなたへのメッセージ~をご紹介致します。

羽生結弦とは?

羽生結弦 名言集



羽生結弦さんは、仙台出身のフィギュアスケート選手であり、1994年12月7日宮城県の仙台市で生まれ、2歳の頃からの喘息と言う持病を克服する目的からスケートを始めたと言います。

「結弦」と言う名前は、弓の弦を結ぶように凛とした生き方をしてほしいと羽生選手の父が命名した事が由来であり、172cm/53kgと言う体型は細く弱々しい感じに見えますが、実際は体型と違って考え方やフィギュアに対する接し方などには芯の強さが感じられ、付けられた名前の通りと言うイメージです。

また、負けず嫌いな性格でも知られており、見た目よりは日本の武士道を貫いた性格とも言えます。

そんな羽生選手は、2014年ソチオリンピック、2018年平昌オリンピックと2大会連続優勝を果たし、その他にも数々の戦績を獲得しています。

特に国際大会ではショートとフリーのトータルスコア300点越えを達成しており世界歴代最高得点の歴史的記録の保持者でもあります。

そんな羽生結弦さんの語るメッセージには力強さと人生において役にたつ言葉が多く残されています。


羽生結弦の名言①

負けてたまるかと言う怒りの感情が原動力になる。

人間はどんな時もこの気持ちが無いと辛い壁を乗り越える事は出来ませんよね。

辛いときこそ踏ん張る気持ちが大切であり、やはり「負けない」と言う言葉は自分を強くしてくれる魔法の言葉なのかもしれません。

また、羽生選手はここまで来るのに怪我や事故など数々の試練もあったようです。

一度、六分間練習の時、他の選手と衝突する事故があったのですが、この時は頭も打っている為、演技を棄権することも迫られたと言います。

しかし、羽生選手はテーピングをしながら演技を行った事は皆さまの記憶にあると思います。

やはり、この時も「負けてたまるか」と言う強い気持ちで臨んだのでしょうね。

強い気持ちは、怪我さえ忘れさせてくれるのかもしれませんが、無理は禁物です。

これからは、体を大切にしてほしいですね。

羽生結弦の名言②

ここまでたくさんの方々に支えられて生きてきました。
本当にスケートだけじゃなくて、こうやって羽生結弦として沢山の方々に育てて頂いた事を本当に感謝しています。
ありがとうございます。

羽生選手が練習している宮城県は、2011年3月に東日本大震災と言う未曽有の災害に襲われ、練習場でもある「アイスリンク仙台」も被災してしまい、営業休止と言う事態になったと言われています。

その為、練習が出来ないうえに自分の家も大変な状態だった事から、一時はフィギュアスケートを離れる事も考えたと言います。

しかし、自分が在学する高校の野球部がボランティア活動をしながら春の選抜甲子園に出場するために頑張っている姿をみて考えが変わり、また沢山の人に支えて頂いている事に感謝の気持ちが湧きあがり、この御恩を返さなければいけないと思いスケートを続けたと言います。

また、それだけでなく羽生結弦と言う一人のフィギュア選手を支えてくれた周りの人達にも感謝の気持ちを忘れずに伝えています。

どんなに素晴らしい実績があっても決して奢らず、常に感謝の気持ちを忘れない羽生結弦さんは素晴らしいですね。

羽生結弦の名言③

今でしか出来ない事を全力でやる。

羽生結弦さんの演技を観た人は感じていると思いますが、どの場面でも羽生結弦さんは全力を出し切る演技を見せてくれます。

右足の靱帯断裂と言う大変な怪我を負った時も手を抜くことをせずに最後までしっかり滑り続けた事は記憶に新しく、演技が終わった時思わず「頑張ったー」と叫び痛む足首を擦っていたのを思い出します。

やると決めた以上、最後まで手を抜くことをせず、全力で頑張る羽生選手は日本魂を大切にした武士とも言えますね。

羽生結弦の名言④

逆境や自分の弱さが見えた時が好きです。

逆境にぶつかった時、人は逃げてしまいそうになりますが、そんな時こそ力を発揮できる人は素晴らしいですね。

ある意味、「ド・エム」なのか・・・とも思えますが、羽生結弦選手はそれを好きと考えられるのですから凄いです。

常に自分の限界に挑戦しているとも言えますし、幾度も辛い壁を乗り越えてきたからこそ言える言葉だとも感じました。

こんなパワー、自分にもあったらもっと違った人生を歩めたと考えるのは心が本当の意味で弱いのかもしれませんね。


羽生結弦の名言⑤

言葉づかいは、両親や姉に子供の頃から気をつけるように言われてきました。
あと僕が大切にしているのは、礼儀です。
氷に対してもそうですけど、自分の体にもそうだし・・・
選手同士はもちろん周りのお世話になっている方に礼儀を大切にしたいなと思います。

この言葉は特に感銘を受けますし、何と言っても「東北人魂」と言う感じもしますが、やはりお世話になった人やすべての事に対して礼儀は尽くさなければいけないと感じます。

羽生選手がリンクに入る時、また出るときも氷上に手を乗せ一礼する姿をみますが、これは自分が全力で戦っている氷上に対して礼儀を尽くしていると言う気持ちのあらわれなのかもしれませんね。

そのようなところからも、彼の律義さが伝わってきますし、ご両親の躾の良さも伝わってきますね。

まとめ

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数多くのメダルを獲得し、2014年ソチ五輪男子シングル優勝、2014年・2017年の世界選手権優勝、また、グランプリファイナルでは(2013年・2016年)4連覇、全日本選手権(2012年・2015年)4連覇と輝かしい成績を残している羽生結弦選手は、誰よりも負けず嫌いであり、常に自分を高めて前を目指している事が分かります。

また、同時に人への感謝の気持ちを忘れずに、自分に対しても練習をしているリンクに対しても、更にどんなことに対しても、礼儀を尽くす事を忘れない人です。

これからも更なるご活躍を期待いたします。

以上、羽生結弦の名言集が心に響く!~あなたへのメッセージ~でした。