いきなりの自分語りで恐縮ですが、私が中学生の頃にあるアーティストの曲を聞いて衝撃を受けた記憶があります。
当時、ラジオを聞く事にハマっていたのですが、1人の聞きなれないアーティスト名の紹介と共に曲が流れました。
今迄聞いた事の無い様な曲調、心地の良いハスキーボイス、発音のいい英語、どれをとっても新鮮で未だかつて受けた事の無い衝撃度でした。
その時はアーティスト名も曲名も聞き流していたので、キチンと記憶しておらず曲の素晴らしさしか記憶に残りませんでした。
当時は今の様にスマホやパソコンで何でも調べられる様な時代では無く、「あれは誰だ?」状態で悶々としましたがラジオを聞いていると答えはすぐに出てきました。
そのアーティストの名前は「宇多田ヒカル」、彼女のデビュー曲「Automatic」でした。
彼女のデビューは15歳の時、私とたった1歳しか違わない事にも衝撃を受けたのを記憶しています。
今回はその「宇多田ヒカル」の名言を英語付きでご紹介していきたいと思います。まず下記より名言紹介の前に宇多田ヒカルについて記載していきましょう。
宇多田ヒカルとは?
宇多田ヒカルとは1983年1月19日アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれの36歳、シンガーソングライターや音楽プロデューサーとして活動されています。
彼女のご両親は父親が音楽プロデューサーである「宇多田照實」であり、母親は「圭子の夢は夜ひらく」等で有名な歌手である「藤圭子」です。
冒頭に記載した様に1998年、宇多田ヒカルが15歳の時に「Automatic」でデビュー。
このCDの累計出荷枚数は255万枚を記録しました。
何より圧巻は翌年の3月に出した彼女の1stアルバムである「First Love」、こちらは脅威の765万枚と言う累計売上を誇りCDアルバムでの歴代最高販売枚数を誇っています。
出荷枚数で言うと日本国内と海外を併せると1,000万枚近くの出荷枚数を誇るそうです。。。
非常にチープな表現になってしまいますが、ただただ「凄い」、そう思ってしまいますね。
その後、2002年に映画監督でもあり写真家でもある紀里谷和明と結婚しますが、2007年に離婚。
2010年には「人間活動」と称し、音楽活動を休止しました。
その間、2014年にイタリア人男性と再婚、翌年に第一子を出産し、2016年に活動を再開し現在に至ります。
それでは下記より宇多田ヒカルの名言を英語付きで紹介していきますね。
宇多田ヒカルの名言①
有名であることを心から楽しめません。
I can never really enjoy being famous.
表舞台に出ている人であれば、嬌声を浴びたい人もいればその逆の人もいて当然でしょう。
仮に自分の立場で考えると(おこがましいですが。。。)、一歩外へ出たら顔を指され写真なんか撮られたりしたら嫌になってしまいます。
「有名税」なんて言葉もありますが、非常に難しい部分ですよね。
私は住んでいる所が関西圏なので、大阪の難波の様な繁華街に行けばテレビに出ている芸人さんにはよく遭遇する事があります。
若手の芸人さんなんかは追っかけか分からないですが、劇場前で出待ちしている女の子も多く、握手や写真撮影をしている所を度々見ます。
当人が受け入れられるなら問題無いのでしょうが、宇多田ヒカルの言葉の様に決してウェルカムでは無い人もいるので、そこらへんは節度を持って接したいですよね。
宇多田ヒカルの名言②
やってみて上手くいかなければ、やり方を変えばいいだけだし。
If you try it and it doesn’t work, you just have to change the way.
私はこの言葉の本質を「やってみる事の大切さ」だと理解しました。
何かにチャレンジしなくてはいけない時に「無理」と諦めてしまうのではなく、挑んだ結果ダメだったとしても違うアプローチで再度トライすればいいんだ、と。
どんな事でも挑戦すれば可能性は0ではありません。
でも挑戦しなければ何事も可能性は0です。
限りなく0に近い事にチャレンジしたとしても、0では無いので続ける事により0が10になり10が20に・・・、となっていく可能性はあります。
最初から諦めるのでは無く、一度は試した方がいい、と気持ちを支えてくれる様な言葉ですね。
宇多田ヒカルの名言③
売れるものを作らなければいけないとは誰にも言われませんでしたが、個人的に私の音楽を、みんなに好きになってほしいです。
No one told me I had to make something that would sell, but I personally want everyone to like my music.
稀代のヒットメーカーである宇多田ヒカルですが、自分の曲を好きになって貰いたいと言う思いで曲を作っていたのですね。
これが逆に「売れる曲を作る」と言う気持ちで楽曲製作を行っていたら結果はどうなっていたのでしょうか?
勿論、「If」の話なので答えなんて分かりませんが、少なくとも彼女自身が「自分の曲を好きになって欲しい」と言う気持ちで楽曲製作をしていたので素晴らしい曲が沢山出来たのだと思いたいです(笑)。
ただ彼女のこの気持ちは沢山の人に伝わった事は間違いのない事実であると思います。
宇多田ヒカルの名言④
自分から良い物や好きな物を探しに行かない人は損をしているよね。
People who don’t go looking for good things or favorite things are losing money.
まず最初に「何かを探す」と言う行為は色んな事や物を発見出来るとは思います。
何もしなければ何も得られないし、習得・吸収も出来ません。
自らの意志で放棄してしまっていますよね。
そういう観点から考えるとこの言葉は納得せざるを得ない言葉です。
正直私自身も余り変化を好むタイプの人間なので「何かを探す」と言う行為はそんなにしないのですが、この宇多田ヒカルの言葉を胸に刻み、もう少し色々アクティブに探してみよう、と言う気分になりました。
宇多田ヒカルの名言⑤
張り詰めた環境で知らない人といるのは好きじゃないので、ジムに行くのはきらいです。
I don’t like going to the gym because I don’t like being with people I don’t know in that intense environment.
この言葉は凄く共感出来たのでピックアップさせて頂きました。
私も過去にフィットネスジムへ通った事があるのですが、周囲の環境に馴染めずすぐに退会してしまいました(笑)。
勿論ジム通いしている人はそれぞれ目標があり、それに向かって体を動かしているので、「張り詰めた」とまではいかなくともそれなりの空気感でした。
そんな所に運動音痴な自分が訪れ、ルームランナーをやるもののすぐに息が切れ休憩してしまう自分に居場所無く感じてしまい、何とも言えない気持ちになったものです。
まあ、完全にこれは私自身に非があるんですけどね(笑)。
協調性と言うかジム内の何とも言えない空気感を感じていた人は自分だけでは無いと思ったのでピックアップしました。
まとめ
日本が誇る歌姫である宇多田ヒカル。
冒頭にも書きましたが、初めて彼女の曲を聞いた時の衝撃は未だに忘れられません。
今迄(と言っても当時の短い人生ですが)聞いてきた曲との違いを感じ、瞬時に彼女の世界に引き込まれたのを覚えています。
彼女の1stアルバム「First Love」をヘビロテで聞いていた当時が凄く懐かしいです(笑)。
以上、宇多田ヒカルの名言集を英語付きで紹介!!でした!!