島田紳助さんは2011年に芸能界を引退、その後メディアへの露出がないので、ご存じの世代がわかれそうです。
コンビ漫才からはじまり、その後はソロでの活動が増え、様々なジャンルでのご活躍がありました。
一見、近寄りがたい風貌があるのですが、発せられる言葉はとても感銘うけるものも多くあります。
そんな島田紳助さんが発した言葉の数々から、今回は恋愛に関する名言をピックアップしてみました。
まずは、島田紳助さんとはどういった方だったのかを簡単にご紹介したいと思います。
島田紳助とは?
1956年生まれ、芸能活動は1974年から2011年までです。
漫才コンビ紳助・竜介で人気が出たのち1985年に解散します。
それ以降は個人での活動をつづけ、番組の司会からプロデュースまで幅広くてがけます。
同期には明石家さんまさんや関根勤さんがおられます。
2005年からはじまった「クイズヘキサゴン2」では羞恥心などが歌う曲の歌詞を担当もしていました。
芸能界引退の理由は、その当時囁かれていた黒い交際(暴力団との関係)でした。
島田紳助の名言①
「恋愛は基本、錯覚です。
だから、ある日突然、目が覚めることがあるのです。
口説き落とすという作業は、いかに相手を錯覚させるかというプレゼンです。」
恋愛は基本錯覚……ですか、なかなか面白い例えをされていますね。
しかし、相手を口説くという行為は、たしかに相手を錯覚させこちらに向かせることなのかもしれません。
女性が甘い言葉に弱いのも、そういう駆け引きに飲まれてしまっているからなのかもしれません。
ということは、おしだけではダメということですね。
恋は駆け引きともいいます。
おしてばかりではダメ、時には引くことも大事と言われた経験はないでしょうか。
これも、おしも引きもタイミングが大事ですよね。
島田紳助さんの実践などを見てみたい気がします。
島田紳助の名言②
「お母さんより大切な人を探すのが人生なんです」
子供はいくつになっても母が大好きですよね、そして一番大切な女性でもあります。
女の子はそのままでもよいですが、男性の場合は母より大切な女性を伴侶にするわけですから、なかなか険しい道のりですよね。
母が大切であることは女性にもわかっています。
だからこそ、夫の母は近い恋敵になるのでしょう。
もし、母より大切な人を見つけられたとしたら、それはおそらく嫁姑の確執のようなものがない、幸せな家庭なのだと思います。
島田紳助の名言③
「うまくいかない時に他人や環境のせいにする人間は幸福にはなれません」
物事のすべてに言えることですが、恋愛に関しても言えることです。
うまくいっている時は些細な失敗も許せるし、それすら愛しいと思うものです。
けれど、次第に歯車が狂ってくると、些細なことも許せず、そして相手を責め、さらにはその周りをも巻き込み負の連鎖が広がっていきます。
原因はほんとうに本人以外でしょうか。
自分自身に一番問題がなかったという考えはないでしょうか。
他人のせいにしていれば楽ですよね。
自身がキズつく深さが違います。
でも、それでいいですか?
一度は愛した人ですよ。
守ろうという初めの頃の気持ちを思い出しましょう。
そうすることで、自身の気持ちも救われるのではないでしょうか。
島田紳助の名言④
「夫婦のケンカは、プロレスやねん。彼女とのケンカでは、ストリートファイトやねん。最後まで殺し合うかもわからん。でも夫婦というのは、どんなケンカしても3カウントで離す」
喧嘩はない方が理想的なのかもしれませんが、我慢し続けるのもよくありませんよね。
言いたいことを言える仲はいいとして、夫婦の場合はまだまだ先がありますし、一つ屋根の下で暮らしているので、ほどほどが必要です。
自分が折れることで収まるのならという思いは、自分より相手を思う気持ちからです。
その気持ちがあれば、そしてほどほどで引き下がれるのでしょう。
夫婦はそうでありたいと思う人も多いのではないでしょうか。
島田紳助の名言⑤
「恋愛は予防接種と一緒。一つずつ受けて成長していくんや。恋の病気は治らんぞ、と」
何事も痛みを知らないことはかわいそうだと思います。
痛みとは自分が経験してはじめて知ることができるし、相手を思いやることができます。
恋も同じです。
恋は良いことも悪いこともあります。
いいことばかりでは免疫ができませんので、正しい判断ができなくなります。
焦らなくてもいいので、少しずつ体験して成長していく、とても素晴らしい言葉だと思います。
まとめ
島田紳助さん全盛期を記憶している方だと、「え、あの島田紳助が恋愛のことを語る?」と驚かれるかと思いますが、ひとつひとつがもっともとで、そしてとても愛を感じます。
人を思いやり人を愛せる方なのだとひしひしと感じられます。
恋に悩んだ時、夫婦仲に亀裂を感じたと時、島田紳助さんの言葉を思い出し、立ち止まって冷静になってみるのもひとつの解決策になるのではないでしょうか