女子サッカー界のレジェンドともいうべき存在の「澤穂希」。
皆さんも一度は名前を聞いたり、または見た事がある方も多い事だろうと思います。
お世辞にも今迄認知度は低かった女子サッカー界にスポットを当てた人物、と言っても過言では無いかと思います。
アスリートとしての才能は勿論の事ですが、人格者としても知られており、非常に尊敬できる人物として澤穂希の名前を挙げるアスリートも多い様子です。
サッカー女子日本代表として多くの実績及び功績を残してきた澤穂希。
今回は澤穂希の名言を皆さんにご紹介していきたいと思います。
それではどうぞ。
澤穂希とは?
澤穂希についてはある程度知っている方は多いかと思いますが、彼女を語る上で外せない「日本代表」としての部分をここでは少し紹介しましょう。
日本代表として205試合に出場し83得点を記録しています。
因みに、両方とも日本サッカー界女子代表としてはトップの記録となっています。
計6度のW杯出場と4度のオリンピックに出場しており、初めて日本代表として試合に出場したのは何と若干15歳!
しかもデビュー戦で4得点を決めた、と言うおまけ付きです。
何より皆さんの記憶に残っていると思われるのは2011年に開催されたFIFA女子W杯ドイツ大会での優勝でしょう。
日本サッカー界初のW杯優勝と言う偉業を成し遂げ、この大会で5得点1アシストを記録し、大会得点王・MVPを獲得しています。
そして2011年度の「FIFA最優秀選手賞」をアジア人としては初めて受賞、尚これは男女ともに史上初と言う快挙です。
翌2012年は体調不良で一時調子を落としていたものの、8月のロンドンオリンピックで決勝まで進み、アメリカの敗れはしたものの銀メダルを獲得する快挙を果たしています。
その後、2015年末に現役を引退、現在は旦那さんがいらっしゃる仙台に移り住み、2017年に誕生された娘さんを育てられております。
それでは下記より澤穂希の名言を紹介していきますね。
澤穂希の名言①
夢は見るものではなく叶えるもの
本当のこの言葉に対しては「その通り!」と言った感じですよね。
皆さんもこれまでに色んな「夢」を思い描いた事ってあるかと思います。
その夢を叶えようと思えば「実行」しなくては夢は叶う訳ないですよね。
自分の思い描く夢が向こうから自分に歩み寄ってくる事なんで万に一つも無いでしょうしね。
例えばアイドルになりたい夢を持っている子がいたとして、ただ「アイドルになりたいな~」と思うだけではアイドルになれる訳ないですよね。
アイドルになるのはどこかの事務所に所属するなり、オーディションを受けるなりの「アクション」が必要です。
この様に夢を叶えたいのであれば、ただ見るだけではなく自ら動きださなくてはいけません。
澤穂希さんにこの言葉は、彼女の足跡を見ると様々な事を叶えてきたんであろうな、と推察出来ます。
澤穂希の名言②
うまくいかないときこそ逃げない事が大切。その時はつらいけれど直視してどうするか打開策を考える。「もうダメ」と思ったときが一番成長出来る
私は自分が強くないと自覚していますが、うまくいかない事があれば現実から目を逸らし逃げ出してしまう傾向があります。
全てを放り出す事で解放された気分になり、問題を先送りにしているだけなんですけどね。
でも澤穂希さんのこの言葉を見て1つ思った事があります。
うまくいかない時に問題を直視してこなかったから弱いままだったのではないだろうか?と。
人間は逆境に立たされた時こそ強くなる、とは耳にします。
この澤穂希さんの言葉の様に逃げずに問題を直視出来るメンタルを備えたいなと思います。
澤穂希の名言③
泣いてもいい、だけど逃げない
凄いシンプルな言葉ですけど、非常に力強さも感じる言葉であると思います。
泣きたくなる程辛い事って時にはあるかも知れませんが、ただ悲しみにくれて泣いているだけでは何も解決しませんもんね。
勿論、泣いてスッキリする事はあるかも知れませんが、問題に直視せずただ泣くだけであれば逃げている事を同じでしょう。
涙を見せる事は弱さを表してしまう事なのかも知れませんが、涙は見せるものの問題から逃げないという強い意志を持てば涙の意味も変わってくると思います。
澤穂希さんの力強さと言うか意志の強さがうかがえる言葉だと思います。
澤穂希の名言④
苦楽をともにしてきた仲間と一緒にサッカーが出来た事が一生の宝物です
これは澤穂希さんが引退される時に言われた言葉なのですが、非常にいい言葉ですね。
サッカーはチームプレイであり、決して1人出来る競技ではありません。
幾ら才能が突出している選手がいたとしても、仲間と同調していなければいいパフォーマンスは引き出せないでしょう。
特に女子サッカーは男子サッカーと比べるとお世辞にも良い境遇とは言えず、厳しい状況に陥る事も多々あったのでしょう。
どんな時も仲間と共に行動し、周囲を重んじていたのだろうな、と澤穂希さんの人間性が垣間見える気がします。
こういう言葉って言われた側(仲間)からすると非常に嬉しい言葉ですよね。
澤穂希の名言⑤
苦しい時は私の背中を見て
個人的、澤穂希名言NO,1だと勝手に思っている名言です。
この言葉は北京オリンピックで史上初のメダルを賭けて3位決定戦であるドイツ戦に臨む前のミーティングで言われた言葉だそうです。
何がカッコいいって、この言葉には「リーダーシップとはなんぞや」と言う事が凄く詰まっている言葉だと思います。
当時の試合で言えば、対戦相手のドイツは当時のランキングで世界2位の格上です。
非常に苦しい試合が予想され、タフな内容になる事は想像出来た試合です。
チームを引っ張る立場である澤穂希さんがチームメイトを鼓舞する為に口だけで何かを言っても皆には伝わらないでしょう。
自分自身が率先して動くからこそ、その言葉の重みは増しそれを見ているチームメイトにも活力を与えるのでしょう。
どんな苦しい状況でも私(澤穂希)は走る続けるから、皆も苦しい時には私の背中を見なさい、という解釈ですよね。
口だけではなく行動で示す事により、強烈なリーダーシップを発揮できるのでしょう。
人を管理する立場にある人たちには是非とも心に刻んでおいて欲しい言葉だと思います。
まとめ
女子サッカー界のレジェンドである澤穂希。
彼女の言葉には彼女自身が率先して実行しているからこそ説得力が増す言葉が非常に多く思いました。
決して口だけではなく、自分で行動し結果で示す。
本当の意味での「リーダーシップ」と言うものを感じる部分が凄く多いと感じます。
自分が実践している澤穂希さんが言うからこそ、重みを感じる言葉なんでしょうね。
以上、澤穂希の名言集が心に響く!~あなたへのメッセージ~でした!!