今年はサッカーのW杯(ロシア開催)があり、日本代表も決勝トーナメント進出しベルギー代表との死闘に感動した人も多かったのではないでしょうか。
結果はご存知の様にベスト16でしたが、大いに盛り上がりましたよね。
日本にプロサッカーリーグが設立されたのは1991年の事で、実際にリーグ戦が開幕されたのは1993年でした。
この年代を過ごした人からすると空前のサッカーブームが巻き起こった事を覚えている方もいらっしゃるかと思います。
そう、私もその口です(笑)。
今回はそんな日本にとってのプロリーグ開幕当時のサッカーを支えていたある選手にフィーチャーし、彼が残した名言を紹介したいと思います。
それでは、今回取り上げる人物はこちらの方です。
『ラモス瑠偉』です。
早速ですが、まずは彼について簡単に下記項目でご紹介していきますね。
ラモス瑠偉とは?
ラモス瑠偉とは1957年ブラジル・リオデジャネイロ生まれの元プロサッカー選手、でありサッカー指導者です。
元々はブラジル国籍の方でしたが、1977年来日。
サッカー選手として日本で過ごし、1989年に日本に帰化。
その後は日本代表でも活躍し、94年W杯予選での『ドーハの悲劇』は記憶している方も多いでしょう。
そして1998年に現役引退、その後は指導者としてクラブチームを率いたり、ビーチサッカー日本代表監督を務め日本のサッカー界に携わっています。
ラモス瑠偉と言えば、その『熱さ』が有名ですよね。
日本人より日本人らしい心を持ち、決して諦めない強いハートを持った人物だと思います。
サッカー系の番組に彼が出ていると、現役の選手がこき下ろされているのを見た事がある方も多いと思います(笑)。そんな熱き魂を持ったラモス瑠偉の名言を下記より紹介していきます。
ラモス瑠偉の名言①
怒られて悔しいなら、「ようし、やってやろうじゃないか。必ずあんたの口から褒め言葉を言わせてやるぞ!」と、なんで思わないのか?そう思える人が絶対に成功するんですよ。
このラモスの言葉の様に、人が成長及び成功するには『反骨心』を持ち合わせていないとダメだと思います。
怒られてシュンとしてしまい、その後萎縮して最低限の事しか出来なくなってしまう人と、反骨心を持ち合わせ、『なにくそ』と思い歯を食いしばって物事を進める人であれば、両者のその後は自明の理だと思います。
ラモス瑠偉の発言は「精神論」である、と揶揄される場合もありますが、彼の様に信念を持ち自ら行動している人間の精神論を否定出来る人が何人いるでしょうか?
彼の言葉には「ハート」について語る部分が多いですが、それだけ何事に於いても「ハート・気持ち」は大事だと言う事でしょう。
ラモス瑠偉の名言②
テクニックは人から教わることができる。でも、ハートは自分で鍛えるしかない。
この言葉も上記に少し関連する、「心」の部分を言っている名言になりますね。
確かに技術的な事は人から教わり、鍛錬する事により自身に身に付ける事は可能でしょう。
しかし、ラモス瑠偉の言葉の様にハートに関しては誰かに鍛えて貰える所ではありません。
ハートを鍛えると言うのは自分自身との闘いなのでしょう。
自分との闘いに関しては他者じゃ教える事は出来ません。自分に打ち勝つのは自分自身、と言う事なのだと思います。
ラモス瑠偉の名言③
日本を、日本サッカーをなめられることは、俺自身がなめられる事と同じなんだ。そんなの許せないよ。
これほどまでに日本を愛し、日本サッカーを愛してくれた人がいるのでしょうか。
日本人より日本を愛する心を持ってくれた彼に非常に感謝したい気持ちです。
彼も帰化してくれたので立派な日本人ですが、私も含めですが、純日本人でここまで熱い気持ちを持ってくれている人はいるのでしょうか。
ラモス瑠偉の姿勢・言動からは、我々が忘れてしまっている部分を思い出させてくれるかも知れませんね。
ラモス瑠偉の名言④
リーダーは口だけじゃなくて、行動で見せないといけない。
全くもってこの通りだと思いますね。
リーダーたるもの、指示として口で言わなきゃいけない部分もありますが、口ばっかりで行動が伴っていないと下の人間がついてくる訳ないですよね。
言動と行動が一致してこそ、真のリーダーであると言えますが、世の中、そんな人が多い訳でも無いのが現実ですよね。
リーダーたるもの行動で示せ、と言う事ですが、部下も部下でリーダーの背中を見ていますからね。
組織として考えた場合、口ばっかりで行動しないリーダーのグループと、言動一致のリーダーが率いるグループであればどっちが優れた組織になるか、なんてすぐ分かりますよね。
ラモス瑠偉の名言⑤
日本に来て、この国が色々いい思いをさせてくれたから、恩返しをしたいくらい好きになった。好きでたまらない国を愛するし、育ててくれた国に恩返しをする。
こんな言葉を日本に対して言ってくれるなんで同じ日本人として非常に有難く思います。
こういう言い方が適しているか分かりませんが、語弊を恐れずに言わせて頂くと、彼が帰化した日本人だから感じてくれる感情なのかも知れません。
国籍上、元々の日本人、即ち純日本人であれば、こんな感情を抱く事ってあるでしょうか?
日本人である事が当たり前な環境にいる我々日本人が国を愛し、国に恩返しをする、と発言出来るでしょうか?
愛国心の話になるとややこしい時代になった昨今ですが、我々も最低限の国に対する気持ちは忘れてはいけないと思います。
まとめ
熱い魂を持ち合わせた男、ラモス瑠偉の名言をご紹介させて頂きました。
今回ピックアップした言葉は比較的、彼の『熱さ』が伝わりそうな名言をピックアップしました。
我々が忘れかけている部分に対する言葉もありますので、じっくり見て頂き、ご自身なりの解釈をして頂きたいと思います。
以上、ラモス瑠偉の名言集が心に響く!!でした!!
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