セクシーな女性の代名詞として世界中の人々を熱狂させたマリリン・モンローは、今も尚多くの人々に愛され続けており、マリリン・モンローの定番とも言える真っ赤な唇、口元のホクロ、モンローウォークなどを真似る若者も多くいるようです。
しかし、その生涯は波乱にみちた人生であり謎の多い事でも知られています。
今回は、マリリン・モンローの名言を英語付きで紹介いたします。
マリリン・モンローとは?
マリリン・モンローの本名は、ノーマ・ジーン・モーテンソンで、1926年6月1日、アメリカのロサンジェルスで生まれています。
しかし、精神障害を持つ母と父親が不明と言う事から幼少期は孤児院と里親のたらいまわしで過ごす事になり、16歳で結婚し戦時中は工場で働いていました。
18歳の時、モデルにスカウトされたことを夫に反対され離婚することになり、その後、マリリン・モンローはモデルとしてのキャリアを成功させ映画界の仕事もする事になります。
「ナイアガラ」では腰をセクシーにひねって歩くモンローウォークがセクシー女優としての地位を確立することになり、その後は
「紳士は金髪がお好き」
「百万長者と結婚する方法」
「7年目の浮気」
と大ヒットをとばし数々の賞も獲得することになり、1961年公開の「荒馬と女」が遺作となりました。
全てが順調にまわっていたように思えますが、その間2度の結婚と離婚を重ね、薬物乱用、うつ病、不安症に悩まされる人生だったようです。
また、数々のスキャンダルもあり第35代アメリカ大統領、ジョンFケネディ兄弟との不倫関係は有名なところですよね。
愛の伝道師とも言われたマリリン・モンローは切なくスキャンダラスな女性としても名を残していますが、1962年、ロサンゼルスの自宅で睡眠薬の過剰摂取により36歳の若さでこの世を去っています。
そしてスキャンダラスなまま、その死因も疑惑のままに終わっています。
そんなマリリン・モンローが残した名言にはセックスシンボルとして名を残した反面、その裏の顔を知る事ができる内容も多々あります。
マリリン・モンローの名言①
笑顔は女の子が出来る最高のメイクよ!
The smile is best makeup that girls can make .
マリリン・モンローと言えば、真っ赤に塗られた唇と金髪、そして口元のホクロがイメージにあり、どのポスターをみてもセクシーで華やかな笑顔がありますよね。このセクシーな笑顔でどれほど多くの男性を魅了したことか・・・。
また、女性が見ても憧れを抱いてしまうほど素敵ですが、マリリンはそんな華やかなメークよりも自然な笑顔が最高のメイクだと言っています。
この事は後にこのようにも語っています。
私は誰の事も騙した事はないわ。
ただ、人々に自分自身を騙させただけ・・・
彼らは私が誰なのか、どんな人間なのかを知る必要もなく、私のキャラを作りあげただけ。
彼らは明らかに私じゃない他の誰かを愛していたのよ!
つまり、自分はセックスシンボルとして自分自身を演じ続けているだけであり、同時に周りの者たちからも作られたと言う事。
この事からも分かる通りマリリン・モンローは、やはりハリウッドきっての大女優と言えますよね。
マリリン・モンローの名言②
一度失敗したからと言って、全ての事で失敗するわけじゃない。
トライし続けて辛抱しないとね。
それに、いつだって、いつだって、いつだって自分の事を信じて。
なぜなら、もし貴方が自分を信じなければ誰が信じるの?Even though we failed , not all things fail .
I have to keep trying and have to persevere .
Besides , always believe in yourself , always and always .
Because , if you do not trust yourself , who will believe ?
多くの男性を魅了し続けてきたマリリン・モンローも数々の失敗はあり、様々な誹謗中傷も受けています。
そのたびに挫折することなく立ち上がり成功に結びつけてきたのは自分を常に見つめ、同時に自分を信じてきたからこそできた事なのですね。
自分自身を信じると言う事は、どんなものよりも強い事だと思います。
マリリン・モンローの名言③
私は善人だけど天使じゃない。
罪を犯すけど、悪魔じゃない。
私はただ、巨大な世界にいる小さな女の子で、愛する事のできる人を探しているの。I am good people but not an angel .
I commit a crime but not a devil.
I am just a small girl in a huge world and I am looking for someone I can love .
善人=天使ではなく、罪人=悪魔でもないと言う表現は面白いですね。
確かに、聖人君子のような生き方をしている人間はどれだけいるのでしょう?
逆に、そんな人間がいたらお目にかかりたいとも言えますが、天使や悪魔と言われると、やはり独特と言う見方をしてしまいます。
天使のように全てを包み込み人を救う人間がいたら素晴らしいですが、逆に悪魔のように地の底まで人を陥れ、引きずり落とすと言うような人間はいただけませんよね。
天使でもなく悪魔でもない普通の女の子が普通の恋を探しているだけ・・・と言う事なのですね。
マリリン・モンローの名言④
化粧の下と笑顔の奥にいる私は世界の為に祈る普通の女の子なの。
Under the makeup and in the back of the smile I am an ordinary girl who prays for the world .
ハリウッドの永遠のセックスシンボルと言われたマリリン・モンローの素顔は世界平和を願う普通の女の子だったと言う事が強く現れている言葉でもあります。
あの真っ赤に塗られた唇も、最高の笑顔も全てはカメラの前に立つ虚像であって、その実像はどこにでもいる普通の女の子と言うことを強く願っていたのでしょうか。
もっと無邪気に恋をして普通に歳を重ねたかったと言うことを望んでいたとしか思えないですが、虚像でもそれはそれで多くの人々を魅了したことは確かですよね。
マリリン・モンローの名言⑤
人々は失うまで自分の持っているものに気づかないの。
People do not notice what they have until they lose .
自分と言う存在に目を向ける人は意外に少ないと思います。
また、自分の幸せについても気に留める人は少なく、いつも人の持っているものや他人の幸せを羨ましく思ったりするものですよね。
この言葉をきっかけに、もう少し自分について見つめて見ようと言う気持ちにもなりました。
まとめ
マリリン・モンローは、華やかで自由奔放な人生のように見えますが、知れば知るほどその生涯は儚くも悲劇だったといえます。
ノーマ・ジーンと言う女性の持つ魅力によって素晴らしい人々と巡り会う事ができ、それが虚像でも自分の地位を確立するまでになった事は宝だとも言えます。
しかし魅力過ぎた事が後のスキャンダラスな出来事に繋がる事にもなります。更に虚像と実像の狭間にもがき苦しみ、うつ病や薬物乱用などで悩みぬいた末にスキャンダラスなイメージのまま36歳と若さで疑惑の死をとげることになってしまった生涯はやはり悲し過ぎますよね。
マリリン・モンローが望んだ普通の女の子だったら、もっと別の幸せがあったのでしょうか?
以上、マリリン・モンローの名言を英語付きで紹介しました。
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