藤井聡太 名言



「藤井聡太」、この名前を聞いて顔と名前が一致する方は多いのではないでしょうか。

そう、将棋界の彗星の如く現れ、色々な記録を塗り替えているプロ棋士ですよね。

普段将棋に興味があまり無い人もワイドショーなんかのテレビ番組で特集なんかしているのでそれを見て知った人も多いかと思います。

まあ、私のその口ですけどね(笑)。

将棋は駒の動かし方が何とか分かるレベルの人間なので、プロ同士の対局は見た事ないのですが、様々なメディアで特集されているのを見ると若干興味が出てきたのも事実です。

今回はその藤井聡太の名言を皆様にご紹介していきたいと思います。

若干16歳である彼の名言とはどの様な名言なのでしょうか?

それではどうぞ!

藤井聡太とは?

藤井聡太 名言



藤井聡太とは愛知県瀬戸市出身の16歳、現役の高校生であります。

幼少期より祖父母からの将棋を教えて貰い、ルールを覚えると当初は教えていた祖父でさえ勝てなくなった、と言うエピソードがあるくらい天才の片鱗を見せます。

その後、地元の将棋教室へ行きそこでメキメキと実力を付けたそうです。

そして小学4年生の時に「奨励会(日本将棋連盟のプロ棋士育成機関)」に入会。

そこから昇級・昇段を果たし、2016年10月に14歳2か月と言う若さでプロ入り。

これはあの「ひふみん」こと、加藤一二三が持つ史上最年少四段昇格記録を62年ぶりに更新します。

因みに、加藤一二三は14歳7か月と言う記録でした。

そしてプロ棋士としての公式戦初対局の相手は加藤一二三。

年齢差62歳6か月、これもプロ棋士としての公式戦最多年齢差だそうです。このデビュー戦に勝利し、ここから破竹の勢いで藤井聡太は連勝を積み重ねます。

この連勝は無敗のまま29連勝まで続き歴代最多連勝記録を更新。

この頃になるとメディアでもかなり取り上げられていたので、ワイドショーやニュース番組で見た方も多いかと思います。

その後も色々な大会で優勝し、先日行われた「朝日杯将棋オープン戦」を優勝し、この大会を連覇したのは記憶に新しい所です。

これからどこまで強くなるのか非常に楽しみな棋士ですね!では、下記より藤井聡太の名言を紹介していきます。

藤井聡太の名言①

【20連勝できたのは実力からすると僥倖としかいいようがない。連勝を意識せず一局一局指していきたい】

この言葉は文中からも分かる様にデビューから20連勝した時に彼が残した言葉です。

この時、彼はまだ14歳です。

何が凄いって、勿論20連勝出来る藤井聡太の能力は勿論なんですが、中学生が「僥倖」って言葉を使いますかね!?

きっと、色んな本を読んだりしていて語彙力が高いのでしょうね。

なにより、連勝を重ねると彼の若さだと天狗になりそうな気もしないでもないですが、非常に謙虚なコメントですよね。

自分と言うのをしっかりと把握し、周囲の喧騒にも惑わされず、芯がブレないんでしょうね。


藤井聡太の名言②

【家族は将棋のルールを知っている程度なので、あまりよくわかっていないと思います。学校では新聞とかテレビを見た友達から「スゲーじゃん」と言われたりはしますけど。女子からの視線?いえ、・・・そういうのは全くないです】

逆にこのコメントは思春期の男の子っぽさを感じさせるコメントですね。

これも14歳時のインタビューから抜粋したコメントになりますが、最後の「女子からの視線」に関して全力否定する感じが非常に可愛らしく感じます(笑)。

この年代だと周りの友達から凄く囃し立てられそうな気がしますけどね。

そしてこのコメントを見る限り、祖父母は将棋について知識はあるものの、ご両親は特段詳しい訳では無いんですね。

となると、祖父母の英才教育が切っ掛けで藤井聡太自身も将棋にのめり込んでいったんでしょうね。

藤井聡太の名言③

【将棋を指す限り、勝敗はついてまわるので一喜一憂してもしょうがない】

ああ、彼はいったい何歳なんでしょうか(笑)。

凄く達観している感じがしませんか!?

確かに将棋も勝負事なので勝つ時もあれば負ける時もあるのは必然です。

しかし、このコメントも14歳の時に彼が発したコメントです。

若干14歳にして勝負師としての風格を感じずにはいられません。

冷静さと言うか落ち着きを凄く感じますね。

自分の14歳時と比べると雲泥の差過ぎて恥ずかしくなるくらいです。


藤井聡太の名言④

【将棋を指す為に生まれてきたかは分からないですけど、将棋に巡り合えたのは運命だったのかなと思いますし、将棋を突き詰めていく事、強くなる事が使命・・・、使命までいくか分からないですけど、自分のすべき事だと思います】

インタビュアーに「将棋を指す為に生まれてきたと思いますか」と問われてこの回答です。

当時まだ中学生である少年のコメントとはとても思えないコメントです。

この時から自分自身に課せられた「使命」と言う物を理解し、オフィシャルな場で発言出来るだけでも凄い事だと思います。

このコメントのみならずですが、彼のインタビュー時の受け答えを見ていると本当にしっかりしていて、自分がキチンと見えているんだなと凄く感心するコメントが非常に多いです。

将棋の強さは勿論なんですが、人間としての「藤井聡太」に非常に魅力を感じてしまいます。

藤井聡太の名言⑤

【将棋の事で神様にお願いしてもしょうがない】

これは藤井聡太が初詣に行った際に何をお願いしたか、と言う問いに対する返答なんですが、素晴らしいコメントですよね。

私の様な凡人は何かあったら普段は仏に対する信仰心も薄いくせに、ここぞとばかりに「神頼み」をしてしまいますが、実際に将棋を指すのは自分自身なのでキチンとそこは把握しているんでしょうね。

しかもこのコメントには続きがあり、将棋の事は神様にお願いしなかったそうですが、代わりに「兄の大学受験の合格」を祈願したそうです。

何と言う少年でしょうか、彼のコメントにさっきから感心しっぱなしの自分がいます(笑)。

将棋の世界は勝負の世界なので神頼みではなく、自分自身の力を信じるしかない、と言う決意と言うか覚悟が見えてくるコメントですよね。


まとめ

藤井聡太 名言



様々な記録を打ち立てる藤井聡太の名言を皆様にご紹介しましたが、如何でしたか?

本文中にも記載しましたが、とても14歳(抜粋インタビューが14歳時の物が多かったので当時です)とは思えないコメントの数々。

ただ将棋が強いだけではなく、人間力も相当な物なのではないか、と感じずにはいられません。

一体彼はどこまで強くなるのでしょうか・・・。

今後も非常に楽しみですね!

以上、 藤井聡太の名言集が心に響く! ~あなたへのメッセージ~でした!!