現在、サッカー好きの人は日本代表が参戦しているアジアカップでの日本の動向が気になる所ですよね。
この記事を書いている時点では日本代表は準決勝まで駒を進め、アジアカップ制覇まであと少しの所まで来ています。
ベスト4が出揃った訳ですが、トーナメントの反対の山では勝ち上がってきた場合の最大のライバルと目されていた韓国・オーストラリアがまさかの敗戦を喫しています。
次の日本代表戦はイランとの対戦で、事実上の決勝戦と言われています。
何としてでもイランを下し、決勝進出、そして優勝して欲しいものですね!
今回はサッカー繋がりでサッカー界のレジェンドとも言うべき「ジネディーヌ・ジダン」の名言を皆さんにご紹介したいと思います。
「ジズー」の愛称で親しまれている彼ですが、現役時のプレースタイルは稀代のファンタジスタとして観客を魅了していました。
不世出の天才、とも呼ばれているジダンですが、そんな彼の名言を追ってみましょう。
それではどうぞ!
ジネディーヌ・ジダンとは?
最初にジネディーヌ・ジダンについて簡単に説明だけしておきます。
ジネディーヌ・ジダンとはフランス・マルセイユ生まれの46歳。
元サッカー選手であり、引退後は指導者として活動されています。
現役時代の活躍は周知の様に素晴らしいもので、フランスのカンヌと言うチームでプロデビューを果たし、その後はボルドー(フランス)・ユヴェントス(イタリア)・レアルマドリード(スペイン)と渡り歩きました。
特にレアルマドリード時代はチームメイトにレジェンド級の選手が沢山いて、「銀河系軍団」と呼ばれる程のタレント揃いのチームでした。
また、フランス代表としても自国開催であった98年のフランスW杯で初優勝を飾っています。
その後、06年のドイツW杯を最後に引退を公言してドイツW杯に臨みます。
優勝まであと一歩と言う所まで行ったのですが、惜しくも決勝で敗れ準優勝に終わっています。
残念な事にジダンはこの現役最後の試合である事が起きて退場処分を受けています。
俗に言う「ジダン頭突き事件」です。
ジダン率いるフランス代表の決勝戦の相手はイタリア代表でしたが、相手選手であるイタリア代表のマルコ・マテラッツィと小競り合いがあり、マテラッツィの胸元に頭突きをしてしまい退場処分となってしまいました。
自身の現役最後の試合が思わぬ形で幕を閉じる事になりましたが、彼が今迄築き上げてきたものはとても偉大なものでした。
それでは本題であるジネディーヌ・ジダンの名言を紹介していきましょう。
ジネディーヌ・ジダンの名言①
時に、殴られることよりも言葉の方が辛いことがある。
Sometaimes words are harder than blows.
この言葉も上記の「頭突き事件」ではありませんが、サッカーの試合中に相手選手から侮蔑的な発言をされる事は往々にしてあると言う話を聞いた事があります。
特に海外の場合は「移民問題」や「宗教」の問題等が絡んでくる事もあり、試合中にエキサイトした状態なので思わず口に出してしまう事もあるのでしょう。
ただ何より、だからといって侮蔑的な発言及び差別的な発言が許される訳ではありません。
ジダンのこの言葉の様に肉体的にダメージは時間と共に回復していきますが、「言葉での暴力」に関しては心に負った傷はなかなか回復しないでしょう。
皆さんも、周囲の人に心無い言葉を掛けられ胸を痛めた経験はありませんか?
その様な場合に立ち直るのに時を要した経験は皆さんにもあるかも知れませんね。
肉体的な暴力は勿論ですが、言葉の暴力も相手に与えるダメージは大きい場合もあります。
自分としては何気ない一言でも相手からしたらとても不快に感じてしまう事もあります。
「言葉選びは慎重に」なんて言いますが、皆さんも1つ1つの言葉の意味を考え発言する様にしましょう。
ジネディーヌ・ジダンの名言②
全ての試合を思いっきり戦うために毎日みっちり練習する必要があるんだ。
I have a need to play intensely every day,to fight every match hard.
この言葉の様にジダンもそうですが、各ジャンルのレジェンド級の選手たちは皆一様に「練習」の大切さを説く言葉を残していると思います。
どれほどの天才的な選手でも、その技術力は日々の練習の基に成り立っているのでしょう。
よく「練習で出来ない事が本番で出来る訳がない」と言う言葉を聞く事があります。
普段練習せずにぶっつけ本番でまぐれで出来てしまう事もあるでしょう。
でもそれはあくまで「まぐれ」なだけであって、コンスタントにその能力を発揮する事は難しいでしょう。
絶えずベストなパフォーマンスを出し続けるには日々嫌になる程練習して自分自身に身に付けるしか無いのでしょうね。
プロとして見に来てくれているお客さんに対し、「ベストパフォーマンス」を見せたいからこそ練習の大切さを口にするのだと思います。
ジネディーヌ・ジダンの名言③
人生は後悔で満ちている。でも振り返っても何もならない。
Life is full of rearets.but it dosen’t pay to look back.
ジダン程の輝かしい経歴を持った人物でさえ多くの後悔をしているのですね。
でもそんな後悔があるからこそ、今の自分があるのだとも言えると思います。
人の中には過去を引きずって中々立ち直れない人もいるかと思います。
例え過去を引きずろうとも人間は前を向いて進まない限り、前進出来ません。
嫌なことがあり、過去を引きずらざるを得ない状況になってしまう場合もあるかと思いますが、そんな時こそこのジダンの言葉を思い出し少しずつでもいいので一歩一歩前へ進んで貰いたいものです。
ジネディーヌ・ジダンの名言④
何回賞を取ったかは関係ない、賞はいつでも特別なんだよ。
It dosen’t matter how many times you win an award, it is always very special.
様々な賞を獲得しているジダンですが、1つ1つの賞に対する敬意が感じられる言葉ですね。
才能溢れる人は色んな賞を受賞する機会がそれこそ、他の人に比べると多いかとは思います。
沢山の賞を受賞すると感覚が麻痺して最初の頃の感慨を忘れてしまいそうな感じがしてしまいますが、ジダンは決してそうでは無いという事がこの言葉からも分かるかと思います。
どんな賞でも貰えれば嬉しいし、特別な事に違いはありません。
決して驕る事なく常に謙虚な姿勢を貫こうとするジダンの姿勢が伺えます。
ジネディーヌ・ジダンの名言⑤
私はかつてサッカーをする靴が無くて泣いたことがあるが、ある日、足が無い男性に出会った。
I once cried because I had no shoes to play soccer,but one day,I met a man who had no feet.
ジダンが生まれ育った町は決して裕福なエリアでは無く、失業率も犯罪発生率も高いエリアであったと言われています。
この言葉から想像する限りですが、スパイクを買う余裕も無かったのですかね。
でも、スパイクが無かったとしてもサッカーをする事は可能です。
ジダンの言葉にもある様に、彼が出会った足の無い男性はサッカーをする事さえままなりません。
決して悪い意味で足の無い男性を比較対象にしたとは思いませんが、サッカーをする靴が無いくらいでメソメソするな、と思ったのでしょうかね。
いずれにせよ、自身が置かれている境遇に悲嘆に暮れる場合がありますが、その様な時に一度立ち止まり果たして本当にそうなのかどうか考えたいものですね。
まとめ
サッカー界屈指のファンタジストとして名を馳せたジネディーヌ・ジダン。
「名選手名監督にあらず」なんて言葉もありますが、ジダンは選手としてもまた、監督としても立派な実績を残している人物です。
現役最後は少し意外な形で幕を閉じてしまいましたが、それでも彼はスーパースターである事に違いはありません。
華麗なボールテクニック、味方選手の足下に吸い付くかのようなパス、どれをとっても一級品でした。
現時点では監督としてフリーな状態ですが、近いうちにきっとまた監督としてどこかのチームを率いる事でしょう。
以上、ジネディーヌ・ジダンの名言集を英語付きで紹介!!でした!!