ロッキー 名言集 英語



世の中にはこれまでに数えきれない程の映画が公開されていますが、「不朽の名作」と呼ばれている映画も多くあります。

皆さんの中にも好きな映画は各々色々あるかと思いますが、「ロッキー」も不朽の名作の1つでは無いでしょうか?

あの有名なテーマ曲はロッキーの映画を観た事が無い人でも一度は聞いた事があるのではないかと思います。

一応補足しておきますが、ロッキーとはシルベスター・スタローンが主演・脚本を務めた1人のボクサーのお話です。

この作品はアカデミー賞作品賞やゴールデングローブ賞ドラマ作品賞他、数多くの賞を受賞している名作です。

これまでに全6作がシリーズとして製作されています。

そこで今回はシルベスター・スタローンが主演を務めた「ロッキー」の名言を英語付きで皆さんに紹介していきます。

ロッキーを観た事がある人も観た事が無い人もロッキーの名言に触れて頂ければなと思います。それではどうぞ。

ロッキーとは?

ロッキー 名言集 英語



まず最初に簡単にロッキーについて説明だけしておきます。

ここでは「ロッキー」と言う映画の簡単なあらすじと主人公である「ロッキー・バルボア」について簡単に説明しますね。

シルベスター・スタローン演じる主人公、ロッキー・バルボアはペンシルバニア州フィラデルフィアでしがないボクサーとして生きている男です。

うだつの上がらない三流ボクサーなのでボクシングで得られるファイトマネーだけで生活出来る訳も無く、賭けボクシングにも出ていますがこれでも到底生活出来ません。

生活をしていく為に、闇金の借金取り立てをして日がな一日生活をしている様な男でした。唯一の彼の心の救いは想いを寄せる「エイドリアン」の存在です。

そんな彼に千載一遇のチャンスがやってきます。

ヘビー級チャンピオンであるアポロの対戦者が負傷してしまうのです。

代役探しに奔走している中、アポロのある妙案が浮かび上がります。

「無名の選手と戦う」事によってアメリカンドリームを味あわせる、というのです。そしてその対戦相手にロッキーに白羽の矢が立ちます。

当初は難色を示し、断るものの結果受けざるを得なくなり、試合が決まります。

無名のボクサーVS世界最強のチャンプとの圧倒的な力の差、それを示すかのような賭け率の差。

自分が唯のゴロツキでは無い事を証明したいロッキー。

圧倒的な不利である事は明白な中、ロッキーの運命は・・・。

と言った感じのあらすじ及び、ロッキーについての説明になります。では下記より、ロッキーの名言を英語付きで紹介していきますのでご覧ください。

ロッキーの名言①

もし最終ラウンドが終わり、ゴングが鳴り、まだ立っていられたら。人生で初めて、俺は近所のゴロツキとは違うってことを証明できるんだ。

If I can go that distance, you see, and that bell rings and I’m still standin’, I’m gonna know for the first time in my life, see, that I weren’t just another bum from the neighborhood.

こちらは映画「ロッキー」、一番最初の作品からのロッキーの名言です。

最強チャンプであるアポロとの対戦を前に緊張・不安等の感情を抱え眠れないロッキー。

眠れぬままその足で試合会場に足を運ぶも会場の大きさに圧され帰るものの、自身の決意をエイドリアンに語る1シーンです。

ロッキーはアポロへの挑戦要求を受ける理由として「ゴロツキ」では無い事を証明したいのです。

今迄の自分と決別し、心入れ替えトレーニングに励みアポロに挑み、最後までリングの上に立つ事を決意するロッキーの覚悟を示す名シーンですね。


ロッキーの名言②

神にも感謝したい。子どもが産まれた日を別にして、今夜は人生で最高の夜だ。家にいる妻にも一言言わせてくれ。エイドリアン!やったぞ!

I just also wanna thank God. Except for my kid bein’ born, this is the greatest night in the history of my life. I just wanna say one thing to my wife who’s home: YO, Adrian! I did it!

こちらは映画「ロッキー2」の1シーンです。

アポロとの再戦で死闘を繰り広げ勝利を手にしリング上のインタビューでのセリフです。

前作でのアポロとの対戦後、ボクサーを引退してしまったロッキー。

その後色々あり鬱屈した日々を過ごしたりもしますが、アポロからの再戦要求があり再び戦う事を決意。

再戦で見事アポロに勝利しヘビー級チャンピオンになります。

その喜びを妻であるエイドリアンに伝えたシーンになります。エイドリアンへの愛の深さがこのシーンからも分かりますね。

ロッキーの名言③

怖いと思わない時もあるんだ。もう1ラウンドやりたいって思う時が。できっこないと思っていたもう1ラウンドをやることで、人生がすべて変わるんだ。

Then there’s another side that comes out that isn’t so scared. It’s another side that wants to take more that wants to go that one more round. Because by going in one more round when you don’t think you can – that’s what makes all the difference in your life.

こちらは「ロッキー4」でのロッキーの名言です。

ソ連からの刺客ドラゴとの対戦を控えソ連に赴く前に息子であるジュニアとの会話シーンです。

ジュニアから「ドラゴが怖い?」との問いに対する答えが上記のセリフです。

この言葉はボクシングのみならず、色んなシーンでも当てはまるのではないでしょうか?

何かにチャレンジしようと思っても「出来ない」と思う事があっても実際に一歩踏み出すと今迄と全く違う景色が見えた事が。

そういう事を自らが実践し具現化しているロッキーのカッコよさが見える1シーンだと思います。

ロッキーの名言④

試合をするうちに、みなさんの私への感情、そして私のみなさんへの感情に多くの変化が起こりました。リングの上で、2人の男が殺し合いをしました。しかし、200万人が殺し合うよりも良いことだと思います。私が言いたいことは、もし私が変わり、みなさんも変わったのならば、誰でも変わることができるということです!

During this fight, I’ve seen a lot of changing, in the way you feel about me, and in the way I feel about you. In here, there were two guys killing each other, but I guess that’s better than twenty million. I guess what I’m trying to say, is that if I can change, and you can change, everybody can change!

こちらも映画「ロッキー4」からの1シーンになります。

ドラゴとの試合に勝利した後のリング上でのインタビューでのロッキーの名言です。

試合開始当初はアウェーでの開催なのでソ連国民で埋め尽くされた会場で凄まじいブーイングを受けるロッキー。

試合自体もドラゴの実力を前に何度もリングに倒されるロッキー。

しかし不屈の精神で何度も立ち上がり反撃に出るロッキーに鉄仮面のドラゴも次第に感情を露にし、本能での壮絶な殴り合いに。

ロッキーの姿を見て、当初はブーイングを送っていた観客も次第にロッキーのファイティングスピリッツに感動を覚え、ロッキーコールが巻き起こるまでに。

そして試合終了時にロッキーのインタビューでの感謝の言葉です、当時のアメリカとソ連の政治状況等を暗に示すかの様な構成ですが、お互いが意識して変われば状況は好転する、という熱いメッセージですね。

ロッキーの名言⑤

ミッキーがよく言ってた。ヒーローと臆病者の違いは、1つだけ。ヒーローは自ら進んで突き進むってな。

Mick used to say the only difference between a hero and a coward is the hero’s willing to go for it.

最後は「ロッキー5」からの名言を紹介して終わりにしたいと思います。

ロッキー5ではボクサーを引退したロッキーは紆余曲折ありながらもトレーナーとしてボクシング界に携わっています。

トミーと言う若者のトレーナとして彼を育成してきた訳ですが、トミーの試合中に劣勢になりつい弱気になったトミーに対するロッキーの言葉です。

ミッキーとはロッキーの現役時代のトレーナーの事です。

ヒーローになりたくば自ら前に進んで道を切り拓け、という事ですよね。

誰しも決して臆病者のレッテルは貼られたくないでしょうし、勝利を望むなら前に突き進むしかない。

その結果ヒーローになれる訳ですから、弱気になっている時にこんな言葉を投げかけられると気持ちが鼓舞しますよね。

まとめ

ロッキー 名言集 英語



ボクシング映画の不朽の名作である「ロッキー」の名言をご紹介させて頂きました。

過去の映画にはなりますが、今見ても決して色褪せる事無く観る者をを魅了してくれる作品では無いでしょうか。

冒頭でも記載した様に観た事が無い人でも一度は聞いた事があるであろう、テーマ曲や生卵を一気飲みするシーン。

その部分だけしか知らない人は機会があれば一番最初の「ロッキー」だけでも観て頂ければな、と思います。

以上、ロッキーの名言集を英語付きで紹介でした!!