海外小説なんか好きな人には「ピン」とくるかも知れませんが、「オスカー・ワイルド」と言う人物をご存知ですか?
どの様な人物かと言うのは下記項目でザックリとお伝えしましょう。
海外小説と映画が好きな人なら馴染みある人物かも知れませんね。
と言うのも、オスカー・ワイルドは1997年に英国で映画化されているんですよね。
それに関しては、オスカー・ワイルドについて興味を持って頂いたら見て頂ければいいかな、と思います。
ではオスカー・ワイルドの名言をご紹介していきましょう。
オスカー・ワイルドとは?
まず最初にオスカー・ワイルドについて端的に説明だけしておきましょう。
オスカー・ワイルドとは1854年アイルランド出身の小説家・劇作家・詩人です。
非常に成績優秀で大学(オックスフォード大学)を首席で卒業。
1884年に結婚し、息子2人をもうける。
そして1891年に作家・翻訳家でもあるアルフレッド・ダグラスと出会い親しくなった事により人生が変わります。
オスカー・ワイルドは彼を連れ、各地を回ります。
しかしそれが彼(ダグラス)の父親から告訴されます。
そう、ダグラスはオスカー・ワイルドの同姓の恋人と言われていたのです。
当時、同性愛は有罪だったので告訴され敗訴、投獄されます。
出獄後、フランス・イタリアを転々とする。
もうその頃には世間から見捨てられた状態で失意の中、1900年に梅毒による脳髄膜炎で死去、46歳で生涯を閉じました。
では、下記より彼が残した名言を記載していきますね。
オスカー・ワイルドの名言①
人生は複雑じゃない。私たちの方が複雑だ。人生はシンプルで、シンプルなことが正しいことなんだ。
Life is not complex. We are complex. Life is simple,and the simple thing is the right thing.
人生が複雑でなければ何なんだ、と問いかけたくなってしまう名言ですね。
我々の方が複雑と言うのは納得できるのですが、私たちが色々な物を織り成し人間模様を描いていくのが人生なのでは?
その複雑な私たちが送る人生が何故シンプルになるのでしょうか?
皆さんに問いかけたく、この名言をピックアップしました。
私の解釈では理解に及びませんでした(笑)。
オスカー・ワイルドの名言②
生きるとは、この世でいちばん稀なことだ。たいていの人は、ただ存在しているだけである。
To live is the rarest thing in the world. Most people exist,that is all.
凄く突き刺さる言葉ですね。
自分自身を振り返っても、私は生きてきたのでしょうか?
ただ無為に存在していただけでは無いのか?
心に響くと共に、痛みすら与えてくる言葉に感じてしまいます。
ただ何もせず生き永らえ、そして何もせず死んでいく。
それでは人生を生き切っているとは言えないのでしょうね。
オスカー・ワイルドの名言③
男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる。
Men always want to be a woman’s first love. Women like to be a man’s last romance.
正直、この言葉を今迄知りませんでしたが、こう言われると「確かに!」と頷いてしまいました。
勿論、若い頃はこんな事を考えもしませんでしたが、成人し適齢期になってくると、女性はこういう意識が強くなってくるのでは?
結婚願望の表れと言うのでしょうかね。
逆に男性の場合は初物が好きって所なんでしょうか。
私は男性では無いので、ここらへんの気持ちの解釈は些か難しいですが、男女では考え方が根底から違うと言う結論になるのでしょうか・・・?
オスカー・ワイルドの名言④
男女の間では友情は不可能だ。情熱と敵意と崇拝と愛はあるが、友情は無い。
Between men and women there is no friendship possible. There is passion,enmity,worship,love,but no friendship.
この名言はよく男女間で議論される一文では無いでしょうか?
皆さんももしかしたら一度は議論した事があるかも知れませんね。
勿論、この文を紐解くにあたり時代背景なんかも十分に影響を与えると思うので、時代時代によって解釈が異なってくる可能性もあると思います。
オスカー・ワイルドがこの文を残した時期(19世紀)と今の時代だと物事の考え方も違いますし、性差による扱いも違うでしょう。
それらを踏まえた上で今の時代背景を加味した上で自分の意見を述べさせてもらうと、男女間に友情は成り立たないと思います。
オスカー・ワイルドの名言⑤
経験とは、誰もが自分の過ちにつける名前の事だ。
Experience is the name everyone gives to their mistakes.
なんか妙に納得してしまう名言ですよね。
確かに我々はこの世に生を受けてから、過ち=失敗を繰り返し、それを糧として人間として成長していっているのだと思います。
その過ちが経験と言う訳なので、色んな過ちを犯す事により大きく成長していく訳ですね。
そう考えると赤ん坊の頃から今に至るまで過ちばかりですが、その全てが経験となり自分自身の礎となっているのでしょう。
まとめ
オスカー・ワイルドの名言をピックアップしましたが、如何でしたか?
これら以外にもいっぱい名言があるのですが、オスカー・ワイルドの名言で言える事として、若干の「キザ感」がするのは気のせいでしょうか?
彼だけじゃなく、過去の人の名言って何故かキザっぽく感じるのは私だけでしょうか(笑)。
以上、 オスカー・ワイルドの名言集 ~日本語版・英語版を紹介~でした!!
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