世界中でも、体操界の内村航平の名前は相当知られているのではないでしょうか?
何と言ってもあの美しい演技は内村航平だけの物であり、もはや誰も真似はできないと言っても過言ではないですよね!
また、五輪、世界選手権と数々のメダルを獲得し連覇をも達成させる内村航平さんは体操の天才とも言えますが、本人は人一倍天才努力していると言います。
そんな内村さんの言葉は、私達に活力を与えてくれる内容が多いです。
今回は、内村航平の名言が心に響く~「まだ限界じゃない」~この他にも紹介いたします。
内村航平とは?
1989年1月3日、福岡に住む体操一家に生まれた内村航平さんは、両親が長崎に移住して体操教室を開設した事を機に3歳で体操を始める事になりました。
しかし、初めはトランポリンやマット運動で遊ぶ程度のものでしたが、徐々に高度な空中感覚に加え安定した着地感覚を身に着けて行き、高校3年生の2006年には選手権大会の個人総合で初優勝するまでに成長していたようです。
その後、日本初のプロ体操競技選手としてオリンピック3大会に出場し、個人・団体と数々のメダルを獲得した他に2連覇を達成することになり、世界体操競技選手権でも個人総合で世界最多の6連覇達成と、数々のメダル獲得とその勢いは今も尚続いています。
内村航平さんの演技の美しさは、子供時代のトランポリンとマット運動から学んだ感覚の賜物とも言えますよね。
そんな内村航平さんの言葉はいかなる時もポジティブで熱く、心に響くメッセージを残しています。
それでは、いくつかご紹介いたしましょう。
内村航平の名言①
まだ限界じゃない!
どこまでいけるか分からないけど自分の限界に挑戦したい。
体操競技は危険なスポーツであり、どんなに鍛えられた身体でもアクシデントは付き物であり、天才と言われた内村さんでも左足首や右足首を負傷し競技中に棄権する事もあったようです。
また、29歳と言う年齢的な問題もあり、実際負傷続きである事は確かなようです。
肉体改造をして何とか復帰はしたものの、「次に怪我したらメンタル的にも戻ってこられるか分からない」と悲壮な決意も口にする事がありました。
しかし、個人優勝よりも団体でメダルを獲得する喜びを1に考える内村さんは、再び挑戦と言う言葉で奮い立ち、東京オリンピックに向けて意欲を増し、限界と言う言葉も挑戦と言う言葉に変換することができたようです。
そんな内村航平さんの完璧で美しい演技が見られると思うと今から東京オリンピックが待ち遠しいですね。
内村航平の名言②
体操は他の選手と競っている訳でなく、自分との闘いなので自分の理想にどれだけ近づけられるかが勝負です。
内村航平さんの目指す美しい体操とは、いつやってもミスがなく360度どの角度からみても非の打ちどころのない完璧な演技だと言います。
カメラで撮った場合も、どの部分を切り取っても綺麗だと言える演技を常に目指しているようです。
確かに、足のつま先や膝の伸ばし方一つひとつに乱れた所もなく、マットに吸い込まれるような微動だにしない着地には思わず拍手したくなりますよね。
体操競技も陸上競技も孤独なスポーツと言われているだけに、メンタル面を強く持ち自分のモチベーションをどれだけ高く持つかで競技にも差が出てしまいます。
子供の頃にトランポリンやマット運動などで養った空中感覚や技の感覚がきっと役に立っているのかもしれませんね。
内村航平の名言③
僕は天才ではなく、努力でここまで来れたと思っています。
人一倍努力していると言う自負はあります。
内村選手の美しい演技は世界的にも認められており、特に着地と空中姿勢には定評があり、2011年の世界選手権では、「ロンジン・エレガンス賞」を受賞しています。
その美しい演技をみた多くの人は、天才と言う言葉を内村選手に投げかけますが、その裏には並みならぬ努力があったからこそ生まれた技でもあると言えますよね。
どんなに天才と呼ばれた人でも、努力をしなければ上達はしない物ですし、これまでの業績も残す事など出来ない物です。
ポジティブな人が一度限界を感じてしまった場合、より一層努力する事を惜しまず、常に前向きで限界に挑戦していく姿勢を怠らないものです。
そんな内村航平さんはやはり努力する天才と言えますよね。
内村航平の名言④
世界チャンピオンでいる為には、世界で最高の練習をしなくてはならない。
どんな競技でも世界レベルまで到達するにはどれだけ大変な事か・・・しかも世界を相手にトップを勝ち獲るなんて、一般の人には想像すらできないことですが、更にこのトップの座を維持し続ける為には相当な練習量も必要になると思います。
その練習内容も世界レベルに引き上げた内容であり、途中で挫折するようなメンタルの持ち主では続かないのかもしれませんね。
そうゆう意味でも内村航平と言う体操選手は凄い存在だと言う事が分かります。
内村航平の名言⑤
団体では皆で励まし合って喜びを分かち合ってできるので楽しいですね。
団体の時の方が素直に喜びが表現できていると思います。
内村航平さんの体操は初め自分の為に競技していたものでしたが、今の彼は日本の日の丸を背負った団体で勝ち獲る喜びの方が大きいと感じているようです。
個人競技の場合は同じ日本人でもライバルであり、勝ち獲った喜びも個人の物です。
しかし、団体競技では一人一人の演技が日本の日の丸に反映するため、日本の為に皆が頑張る事になり、その喜びも一丸となって現れるものですよね。
その為、仲間同士の団結心もうまれ最高の喜びにも繋がると言えます。
そんなところも内村航平さんの成長と人柄が現れているようでもありますね。
まとめ
常に前向きで向上心を捨てない内村航平さんは、自分の美しい演技に誇りを持ち、常に完璧な状態で競技していると言います。
その演技をみた多くの人は彼を天才と呼びますが、そこまで行き着くまでには凄まじい努力があった事は事実であり、その功績を維持するためには更なる努力をし続けなければならないと言います。
そしてその気持ちには限界は無く、これからもその限界に挑戦していくとまで語っている内村航平さんは素晴らしいと感じますし、東京オリンピックに向けて更に進歩することを期待したいと思います。
以上、内村航平の名言が心に響く~「まだ限界じゃない」他も紹介~の記事でした。
こちらの名言も元気が出ます^^