スパイダーマン 名言集 英語



皆さんは時に常人離れした「特殊な力」が欲しい、と思った事はありませんか?

実際問題、そんな力を得る事なんか出来ませんし、空想の世界での話になってしまいますよね。

その「特殊な力」を得た主人公が悪を倒すストーリーの映画や漫画なんか色々ありますが、現実問題として私たちが手に入れる事が出来ない力なので、その様な世界の話を見るから楽しめるんでしょうね。

ここで1つ皆さんに質問ですが、皆さんが「スパイダーマン」をご存知でしょうか?

端的に説明すると、上記の様に「特殊な力」を得た主人公が活躍する映画/漫画のお話です。

今回はそのスパイダーマンを題材に取り上げ、スパイダーマンの名言を英文付きでご紹介していきたいと思います。

上記の様に、スパイダーマンは所謂「アメコミ」を原作として映画化もされています。

ここでは、映画版の方が知名度が高いと思うのでそちらからピックアップしていきたいと思います。

スパイダーマンとは?

スパイダーマン 名言集 英語



まず最初に簡単にスパイダーマンについて説明しておきます。

スパイダーマンとはアメリカの「マーベル・コミック」が出版する「スパイダーマン」に登場する架空のヒーローの事です。

そのスパイダーマンを題材にした映画が日本でも公開された「スパイダーマン」でサム・ライミと言う監督の元、「スパイダーマン1.2.3」と三部作が日本で公開されました。

そしてこの三部作とは別に、監督・キャストを一新して作られた「アメイジング・スパイダーマン」が「アメイジング・スパイダーマン1」と「アメイジング・スパイダーマン2」がこれまでに公開されています。

そこから別に、また監督・キャストが変わり「スパイダーマン:ホームカミング」と言う映画も一昨年公開されています。

一番最初の「スパイダーマン」の映画は2002年に公開されており、最新作の「スパイダーマン:ホームカミング」は2017年公開なので、いずれかの作品を見た事がある方も多いかと思います。

ざっくり概要になりますが、スパイダーマンのストーリーしては、主人公がある日を境に「特殊能力」を得て、その力を活用して犯罪者等の悪に立ち向かうと言うストーリーになっています。

その「特殊能力」を得るきっかけとなったのが、遺伝子改良を施された新種の蜘蛛である「スーパースパイダー」に噛まれてしまった事によって、驚異的な身体能力・手から蜘蛛の糸が出せる・壁をよじ登れる等の力を得た、と言う訳です。

蜘蛛の特殊能力を得た事によって抱える苦悩、悪との戦いを中心として話が構成されています。

詳細を書くとまとめきれないのでざっくりとこれくらいにしておきます(笑)。

それでは下記より本題である、スパイダーマンの名言を名言が出てくる映画でのシーン前後を含めて紹介していきますのでご覧ください。

スパイダーマンの名言①

【知っていて欲しい。僕はこれからもずっと君のそばにいる。ずっと君を守る。約束するよ。ずっと君の友達だ。

I want you to know,that will always be there for you,I will always be there to take care of you.I promise you that I will always be your friend.】

こちらは映画「スパイダーマン1」よりの1シーンを抜粋しました。

ヒロインであるMJに対してのセリフですが、前提としてピーター(スパイダーマン変身前の主人公)はMJにずっと想いを寄せています。

ただ、ピーターは自分がスパイダーマンである事からMJに好意を伝えられても上記の様に返答してしまいます。

スパイダーマンであり続ける事、悪に立ち向かう事への覚悟が垣間見れる台詞であり、少し切なくなるシーンです。

ずっとそばにいて守り続けるがそれはあくまで「友達」として。

決して「恋人」としての立場で守るのではない所にピーターの覚悟が見られ、センチな気分になってしまいますね。

スパイダーマンの名言②

【人生にどんなことが起ころうとも、僕は決してこの言葉を忘れない。”大いなる力には、大いなる責任が伴う”僕は力を与えられ、そして呪われた。僕が誰かって?僕はスパイダーマンさ

Whatever life holds in store for me,I will never forget these words.”With great power comes great responsibility.”This is my gift,my curse.Who am I? I am Spider-man.】

こちらも映画「スパイダーマン1」からの抜粋シーンであり、本編最後のシーンです。

文中にある”大いなる力には、大いなる責任が伴う”と言う言葉は育ての親(ピーターの両親は共に他界)であるベンおじさんの言葉です。

このベンおじさんはピーターのある失敗を機に強盗に殺害されてしまいます。

そこからピーターは自身が得た「特殊能力」を正義の為に使う事を決意する訳なんですが、生前ベンおじさんに言われたこの言葉を深く胸に刻み込みます。

大いなる力=ピーターが得た能力、これを得た事によって生じる責任、それら全てを受け入れスパイダーマンである事への覚悟・決意を表す言葉でしょう。

ヒーローがヒーローであり続ける為には色々な犠牲も生じると言う事なんでしょうね。

スパイダーマンの名言③

【ダメだよ。ベンおじさん。僕はただのピーター・パーカーだ。もうスパイダーマンじゃない。。。もう違う。

No,Uncle Ben.I’m just Peter Parker.I’m Spider-Man…no more.No more.】

こちらは映画「スパイダーマン2」からの引用で、想いを寄せるMJが結婚する事を知った時のピーターの1シーンです。

ちょっと名言とは逸れるかも知れないのですが、ピーターが弱さを見せてしまうシーンなのでピックアップしました。

「スパイダーマン1」にてMJの告白を断った割にはMJが他の男性と結婚する事を知るとショックで落ち込み、スパイダーマンとしての能力も発揮できなくなってしまいました。

今は亡き、ベンおじさんを思い出して自身の心情を吐露するシーンですが、MJを愛するが故にMJの想いを受け入れられず、そのくせMJの他者との結婚を知ると落ち込んでしまう、切ない葛藤が見えてきます。

スパイダーマンである事を受け入れたものの、それにより失う事も多くあり、ピーターの悩ましい部分がヤキモキしたり、肩入れしたくなってしまうシーンですね。

スパイダーマンの名言④

【好きなようにしちゃいけないのか?俺はどうすればいいんだ?

Am I not supposed to have what I want? What I need? What am I supposed to do?】

こちらも上記同様、映画「スパイダーマン2」からの引用になります。

スパイダーマンである事を辞める決意をしたピーター。

悪に立ち向かうスパイダーマンが居なくなった事により街の犯罪率は上がる一方。

その上、最愛の人であるMJの心もピーターに向く事は無く、様々な事で悩んでしまいます。

まさしく八方塞がり、と言った状況に陥ってしまった時のピーターの台詞ですが、ヒーローであり続ける事、普通の人間に戻る事との狭間で彷徨っているピーターの心情が見えてきますね。

空想の世界とは言え、自分がこの様な状況になった場合、何が正しい選択で何が間違っている選択なのか分からなくなってしまうと思います。

選択は行動を起こさなければ正解か不正解か分からない、と言いますがピーターの心情も理解出来る部分があるので少し切なくなってしまうシーンです。

スパイダーマンの名言⑤

【どんな状況になっても、どんな心の葛藤があっても、人は常に自分の道を選択出来る。友人のハリーはそう教えてくれた。ハリーは、彼にとってベストな道を選んだ。選択によって自分が何者かが決まる。そして私たちは常に正しい道を選ぶ事が出来る。

Whatever comes our way,whatever battle we have raging inside us,we always have a choice.My friend Harry taught me that.He chose to be the best of himself.it’s the choices that make us who we are,and we can always choose to do what’s right.】

最後は「スパイダーマン3」での最後のシーンをピックアップしたいと思います。

上記の「スパイダーマン2」では何が正しい選択なのか分からなくなり悩みを抱えてしまうシーンもありましたが、自分自身が「正しい」と思う道を選択する事が本当に正しい道であると友人であるハリーに教えて貰った、と述懐しているシーンです。

このシーンは敵との戦いで自分を庇って死んでしまった友人ハリーの葬儀に参列した時にピーターが語った言葉になりますが、友人であるハリーの死、彼のそこに至るまでの選択が結果としてピーターに「正しい選択」とは何か、というのを教えてくれたのでしょう。

まとめ

スパイダーマン 名言集 英語



全世界で公開され非常に人気の高い「スパイダーマン」シリーズ。

原作であるアメコミは少し苦手、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが映画であればすんなり見られる事が出来ると思います。

また、ここの名言でも抜粋した様に、人間関係や自身の在り方等についての悩み・葛藤と言った場面も多く、少し考えさせられるシーンも多いですし、何よりアクションが多彩で非常に面白い映画です。

空想の世界での話なので自分自身と重ね合わせて考えにくいと思われるかも知れませんが、決してそうでは無いと思います。

もしご興味を持って頂ければ、映画版を見て頂ければなと居思う次第で御座います。

以上、スパイダーマンの名言集を英語付きで紹介!!でした!!