何事もそうですが、「第一人者」って凄いですよね。
いきなりすぎて何の話か訳分からないかと思われそうですが、初めて車を作った人や電車を作った人とかって凄いですよね。
今の時代では当たり前にある物なので、当たり前すぎてあんまりそういう感情を持たないかも知れませんが、よくよく考えると「凄い」って思う事って色々あるかと思います。
「空を自由に飛びたいな」、ドラえもんの歌じゃないですが、今の世の中「タケコプター」はありませんが飛行機はありますよね。
飛行機に乗れば離着陸する所さえあればかなりの広範囲を移動出来ますよね。
海を渡って海外にまで行ける訳ですから。
飛行機を作った人って凄い、って思いませんか?
ちょっと誘導が無理矢理な感はありますが(笑)、今回は「ライト兄弟」の名言をご紹介していきたいと思います。
「ライト兄弟って?」と思う方もいらっしゃるかも知れないので、彼らについて下記項目で簡単に触れて彼らの名言を紹介していきましょう。
ライト兄弟とは?
ライト兄弟とは世界で初めて「有人飛行」に成功した人物です。
要するに「飛行機」の原型を作った凄い兄弟です。
まずこの兄弟について人物紹介をしましょう。
兄:ウィルバー・ライト 1867年4月16日~1912年5月30日没
弟:オーヴィル・ライト 1871年8月19日~1948年1月30日没
この二人を指して「ライト兄弟」と言います。
それぞれ、ライト家の三男と四男です。
彼らは元々は自転車屋を営んでいたのですが、そこから飛行機開発へとシフトしていきます。
当時の移動手段で蒸気機関車や車はあったものの、空路に関しては熱気球から派生した飛行船がありました。
エンジンを用いた動力飛行に関しては「不可能」と言われていた時代です。
試行錯誤の末、1903年に初めて有人動力飛行に成功する訳です。
少し話は逸れますが、初めての有人動力飛行は今から考えると約120年前にも満たない訳ですよ。
そこから現代の飛行機事情を考えると目覚ましい発展ですよね。
その礎を築いたのは彼らライト兄弟、と言う訳です。ではそんな彼らの名言を下記より紹介していきますね。
ライト兄弟の名言①
いま正しい事も、数年後間違ってることもある。逆にいま間違ってることも、数年後正しいこともある。
The right thing will be also wrong several years later now. It’ll be also right to be wrong now conversely several years later.
上記の文の様に考えると、何が正解で何が不正解かなんて答えを出すのは難しいですよね。
恐らくこの100年間で物事を考えた場合でも100年前では当たり前の事も今となっては全く当たり前じゃなくなっている事ってありますよね。
かと言って常識に捉われ過ぎると彼らが成し得た事は達成出来たでしょうか?
当時、人間が空を飛び大陸間を移動し、言語も人種も違う異国に行く事を考えたでしょうか?
ある当時の科学者は「機械が空を飛ぶのは科学的に不可能」とさえ言っていたと言われています。
1903年に彼らが初めて有人飛行を成功してから現在までを考えて下さい。
僅か、数十年後には飛行機が空を飛び、我々は飛行機に乗り海外に行く事が可能になりました。
まさにこの言葉通り、彼らのチャレンジは数年後「正しかった」訳ですよ。
ライト兄弟の名言②
オウムはよくしゃべるけど、飛ぶのはあまり上手くないよね。
I often talk, but the parrot isn’t too skilful at flying.
この言葉は兄のウィルバー・ライトに向けて「無口」だと指摘された時の返答だと言われています。
オウムは飛べなくは無いですが(飛べないオウムも存在しますが)、どっちかと言うとしゃべっているイメージの方が強いですよね。
これは人間に当てはめてみても同じで、皆それぞれ一長一短あり得手不得手がありますよね。
何かに秀でてはいるが、それ以外は苦手、なんて事も皆さんもありませんか?
無口であろうが何であろうが、ウィルバーにはそんな事を意に介さない程の夢と情熱があった訳ですから。
無粋な指摘ですよね。
ライト兄弟の名言③
もし金儲けに興味を持っていたとしたら、きっと、もっと成功の可能性の高い物に賭けていただろう。
When I was interested in moneymaking, it would be bet on something with a higher successful possibility.
彼らが飛行機に賭けた夢はお金儲けの為ではないんですよね。
生きていく為にお金は必要なので、夢に全てを注ぐ事って難しいですよね。
夢と現実、ってやつですけど彼らはあくまでも夢を追い続けた訳です。
ましてや、成功の保証なんて全く無い事ですし、危険度が伴う夢でした。
それでも彼らは成し遂げた、夢を信じ夢を追いかけたからこそ成し得た偉業です。
ライト兄弟の名言④
もし大学の教育を受けていたらもっと簡単に仕事ができただろう。
If I get education of a university, you’d be able to work more easily.
飛行機を開発するくらいだから大学で勉強していそうなイメージですが、彼らは大学なんて出ていません。
冒頭でも記載した様に、元々は印刷業・自転車屋さんなのです。
そこから独学で学び、飛行機を作った恐ろしく努力家な兄弟なんですよ。
独学で学びそこまで出来る事が凄いですが、仮に大学に行っていたら、この言葉の様に早く有人飛行出来ていたのでしょうかね。
「If」の話になりますが、彼らは大学に行っても行っていなくても変わらなかったのでは?
多少、達成するのは早くなったかも知れませんが、独学で学んだからこそ貪欲に徹底的に飛行機について調べたのではないでしょうか。
ライト兄弟の名言⑤
そして我々は、飛行機はきっと空を飛ぶと確信していた。
And we were convinced that an airplane flew in the air surely.
そう、まさに彼らは空を飛ぶ事を叶えました。
上記でも記載した様に「機械が空を飛ぶのは科学的に不可能」と言われていても。
彼らは自分たちが信じた道をただただガムシャラに突き進んできたのでしょうね。
信じる気持ちがあったからこそ、前へ突き進む事が出来、「不可能」とさえ言われた事を「可能」にしたのでしょう。
彼らの諦めない心が人を空へと運んでくれる様にしてくれたのです。
まとめ
少しカッコよく言えば「不可能を可能にした兄弟」ってところですよね。
今でこそ、当たり前の様に飛行機を使えば空を飛ぶ事は出来ますが、その基を作ったと考えると凄い兄弟ですよね。
冒頭にも記載しましたが、「第一人者」と言うのは凄い事で、よくそんなのを考え付いたな、と。
察するに、「空を飛びたい」と言う夢を強く持っていたからこそ、それに対し追求し、研究した証が1903年の有人動力飛行の成功に繋がる訳ですよね。
強い情熱を持てば願いは叶うんだ、と言う証明ですよね、彼らは。
以上、 ライト兄弟の名言集を英語付きで紹介!!