あなたの人生に不足感がありますか?
お金ですか?
名声ですか?
彼氏ですか?
充実した仕事ですか?
では、もしあなたの足りないものが手に入ったら幸せになりますか?
足りないから不幸せ、足りたら幸せ?なのでしょうか?
そんな気持ちが起こったら、彼女の名言を思い出して欲しいです。
彼女とは?オノ・ヨーコ さんです。
オノ・ヨーコとは?
ご存知ですか?
オノ・ヨーコさんは、お名前の通り、日本人ですが、20世紀を代表する世界的なイギリスのバンド「ビートルズ」のジョン・レノンの奥様です。
ビートルズは、どの世代でも有名ですね。今や、小学校の音楽でも紹介される世界に愛されているバンドです。
そのメンバーの中でもジョン・レノンの早すぎる死は、悲しい歴史でもあります。
いったん、音楽活動を休止したジョン・レノンですが、1980年に活動を再開します。
その活動開始の年に自宅アパート近くでファンと名乗る男性に射殺されるのです。
そのとき、結婚していたのはオノ・ヨーコさんで息子さんも幼かったです。
この出来事は世界中を衝撃の事件として、今でも伝えられています。
オノさんの心情は、計り知れません。
私は、オノ・ヨーコさんの気持ちを理解できませんが、それでも人間の人生は続きます。
オノ・ヨーコさんは、自分が悲劇のヒロインになることなく、自分の人生を自分の足で歩いている女性だと私は思っています。
そんな彼女の名言をまとめてみました。
オノ・ヨーコの名言①
今やっていることのポジティブな面に集中すること
Keep youreself focused on the positive things you are doing.
私たちは、ここぞと気合を入れて、取り組まなくてはいけないことや試練があります。
引越しや結婚、転職や進学など人生の転機が度々訪れます。そのときに、つい不安になります。
この決断は、良かったのだろうか?うまくいくのだろうか?もし、だめだったらどうしよう?
すごく好きだった人に思い切って告白したとき、失恋するかもしれません。ショックで立ち直れないかもしれません。
しかし、オノ・ヨーコさんは、言っています。ポジティブな面に目を向けることの大事さを。
失恋は、ショックかもしれませんが、告白した勇気は、簡単にできるものではありません。それだけでも、自分を褒めてあげられます。
さらに失恋したことで、次の新しいこ出会いに目を向けることができます。簡単に立ち直れないかもしれませんが、このまま告白しないでいたら、ずっともやもやしていたし、新しい出会いが近くにあっても踏み出すことは出来なかったでしょう。
例えばの話ですが、1つの出来事にはいい面も悪い面もあります。
悪い面ばかり見ていても仕方ありません。いい面を見て、そのことに集中することで新しい何かに気づくことが出来るのです。
オノ・ヨーコの名言②
朝一番にすることは、夜通しため込んだ悲しみや痛みを呼吸とともに吐き出すこと。
First thing in the morning breathe out all the sadness and pain you accumulated overnight.
オノ・ヨーコさんの言葉がずっしりくる名言です。
悲しみや痛みを多く体験したオノさんだからこそ、朝のつらさを感じます。
人生において最愛の夫がなくなった、しかも射殺されたとき、この苦しみや痛みを毎朝、目が覚めるたびに感じていたら、どんなにつらいでしょう。
同じに考えてはいけませんが、私は月曜日の朝が苦手です。
月曜日は仕事が始まるからです。週末の笑っていた楽しい時間から現実へ引き戻されます。
今週も始まるのか?ミスなく過ごしたいけど・・・上司の顔色をみて、怒られないように行動しなくては・・・ミスなく、過ごせるのだろうか?とか考えて憂鬱になります。
そんな月曜日の朝、ゆっくり深呼吸して、寝る前に考えていたことをおもいっきり吐き出して、新しい気持ちになりたいです。
オノ・ヨーコの名言③
許せないのなら、体に腫瘍か、それに似たものが出来るわよ。前に進むことは大変だけど、自分のために許してみましょう。
If you can’t forgive, you will have a tumour,or an aquivalent. It’s hard to move on. But let’s try for our sakes .
あなたには、苦手な人がいますか?
嫌いな人がいますか?
顔も見たくない人がいますか?
どうしても許せない人がいますか?私にはいます。どうしようもなく嫌なこともあります。
しかし、この名言を聞いて、ちょっと怖くなりました。
オノさんは、そのような憎しみは体によくない、それは腫瘍にも値するくらいだと言っています。そう、わかっているんです。許せないなら付き合わなくていいし、考えなくていいということ。
そして、許すことが自分が前に進むことにとって大事だということ。
私たちは、いつまでも過去にいてはいけないし、過去を見ながら前には進めません。前に進むためには、許すことが大事です。
それは、誰かを許すだけではなく、自分をも許すのです。
難しいですが、腫瘍が出来るくらい、体に悪いことは今すぐやめて、考えないで、今何をすべきかに集中することが大事だとオノ・ヨーコさんは言っているのではないでしょうか?
オノ・ヨーコの名言④
この世界は、今の人生が、いつも最高なの。過去が最高だと思うなら、あなた、危ないわよ。
This world is always the best in your life now. If you think it the past is aiways the best , you are in trouble .
名言③から通じる言葉だと思います。
この今の時間、一瞬、一瞬が大事なのです。
逆にあの時はよかった、と過去の栄光にしがみついていたらそれは、今、この時間を過ごしていないのと一緒です。過去は、あくまでも過ぎ去った時間です。それを否定しませんが、過去のことばかり考えていたら、いつまでも、成長できないのです。
今を否定してはいけない、今に目を向けていないということが、人生にとって危険、あなたにとって危険だとオノさんは訴えています。
今日、今が良かったと言えるように毎日、1つでも楽しい、最高という一瞬作りたいですね。
オノ・ヨーコの名言⑤
世の中にポジティブな要素が何も存在しない所はないわ。もっと近づいてよく見て。
There is no place in the world where positive elements are non-existent. Look closer.
この言葉は、私がオノ・ヨーコさんの名言で一番お気に入りです。
どんなときも、悲しいときもつらいときも、しんどいときも何かポジティブなことが含まれているのです。
そのメッセージを見つけるのは難しいかもしれませんし、悲しくてそんな気持ちになれないときもあります。
しかし、人生は続きます。何度でも立ち上がる力が私たちにはあります。
ジョン・レノンは、オノさんと出会ったとき、彼は妻がいて、結婚していました。
結ばれるまで、大変でした。そして、結婚してからもビートルズの解散やソロ活動、ビートルズ再結成、その中でオノさんのことをいろいろ記事は書きたてました。
さらには夫の射殺事件。人生において、つらいことの経験は、オノさん自身、たくさんしてきています。
だからこそ、私たちに伝えたいのではないでしょうか?
生きていくうえで、不幸な出来事もある、夢なんて叶わないのが当たり前なんて腐るときもある、自分の実力に落ち込むこともある、だけど、そこに希望がゼロかというとそうではない、ポジティブなメッセージは必ずそこに含まれているということを。
私は、この言葉に励まされました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
オノ・ヨーコさんの名言。どれもかっこよく、しかもオノさん自身の人生を反映させた言葉だったのではないでしょうか?
最近、小さなことでも気になり、落ち込んだり、やる気が起きなくなったりします。
人間、完璧な人なんていないのに、毎日笑顔でいる人が妙にうらやましくなったり、才能に嫉妬したりすることもあります。
しかし、自分は自分です。人と比べていてはいつまでも、自分中心の人生にはなりません。
オノさんは、自分の人生を責任もって楽しみなさい、と伝えているように思えます。
そのために今!!に集中していくこと、いい面を見ていくことが大事です。
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