アメリカの往年の大スターである「フランク・シナトラ」。
最近の若い人はあまりピンと来ないかも知れませんね。
正直、私の年代(30歳台)でも名前はギリ分かるけど、顔までは思い浮かばない人が多いかも。
かく言う私も彼の曲を幾つか聞いた事があるだけで特別詳しい訳では無いですけどね(笑)。
今回はそんな「フランク・シナトラ」の名言を英語付きで皆さんに紹介したいと思います。
今迄フランク・シナトラを知らなかった人も少しだけお時間を頂き、彼が残した名言を見て頂ければ幸いです。
フランク・シナトラとは?
では彼の名言を紹介する前に簡単に彼自身について説明だけしておきましょう。
フランク・シナトラとは20世紀を代表するアメリカの歌手であり俳優です。
1915年12月12日、アメリカのニュージャージー州生まれ。
1998年5月14日、82歳にて永眠。
そう、フランク・シナトラは現在は生きていません。
約20年程前に多臓器不全の為、亡くなられています。
そういう事もあり、冒頭にも記載した様に最近の若い世代には馴染み薄いと思われますが、彼が残した功績はとても大きいです。
イギリスのQマガジンという雑誌が「音楽史上最も偉大なシンガー100人」と言う企画で第3位に選ばれています。(ちなみに1位はエルヴィス・プレスリーみたいです)
まあこういう類のランキングは雑誌社によってかなり変わってきますので、一概には言いづらいですが、影響力は大きかったと思われます。
皆さんはフランク・シナトラの曲をお聞きになった事があるでしょうか?
私がシナトラの曲で思い出深いのは「My Way」と言う曲です。
確か中学の英語の授業の時に聞いたのが初めてだったのですが、凄い感銘を受けたのを記憶しています。
英語の先生にそのCDを借りて何回もリピートして聞いていたあの時が懐かしいです。
もしかしたら、シナトラも「My Way」と言う曲を知らない人でも一度曲を聞くと「あー、この曲ね!」となる人は多いのではないでしょうか。
フランク・シナトラは世代が違えど、少なからず私たちにも影響を与えた歌手であったのかも知れません。では、下記よりフランク・シナトラの名言を英語付きで紹介していきますね。
フランク・シナトラの名言①
傷を隠すんじゃない。その傷が、君という人間を形成しているんだ。
Don’t hide your scars. They make you who you are.
傷と一口に言っても様々な傷があります。
肉体的な傷なのか目に見えない心に負ってしまう傷なのか。
言うまでも無く傷は自身が負うダメージです。
傷を負う事は決してプラスではないでしょう。
でもこの言葉の様に傷をマイナスとして捉えるのでなく、プラスに捉える発想に転換出来れば凄くいいですよね。
1つ1つの傷に意味があり、その全てが自分を成長させてくれるのだ、と思えば自分が負う傷も決して悪いものでは無いかも知れませんね。
フランク・シナトラの名言②
人生の大きな教訓はね、何事に対しても決して怖気づいてはいけないということ。
The big lesson in life, baby, is never be scared of anyone or anything.
自分が分からない事や知らない事へチャレンジする場合って些か恐怖心に似た物を感じてしまう事ってありますよね。
時にその恐怖心の方が勝ってしまうとチャレンジする事さえ諦めてしまう場合も出てくるかも知れません。
でも自分が知っている範囲だけの事をやっていると人は新たな成長は望めません。
知らない事へ一歩踏み出すからこそ、新たな発見や知識が増え成長していけるのだと思います。
環境を変え、何かにチャレンジしようと思っているけど中々一歩が踏み出せない人にこの言葉を見て欲しいな、と思いました。
フランク・シナトラの名言③
他人の幸運や不運で生計を立てるような人間は寄生虫だ。
People who make a living off other people’s fortunes or misfortunes are parasites.
「人の不幸は蜜の味」なんて言葉もありますが、人間誰しも少なからずこの様な感情を持ち合わせているかと思います。
それを人前で出すか出さないかは別としてですが、例えば自分の嫌いな人が不幸になると悪いとは思いつつもほくそ笑んでしまう事もあるでしょう。
このシナトラの言葉は意味合い的に現代で言う所のマスコミ関係に向けた隠喩なのかも知れませんが、そこの関しての記述は無かったのであくまでも私の推測です。
個人的な話になりますが、私も所謂「芸能リポーター」と言う立場の人達が嫌いです。
人のゴシップで飯を食べている人達って言うのはどうしても受け入れ難い感じがしてしまいます。
このシナトラの言葉の様に、他人の幸不幸が飯のタネになる訳ですから「寄生虫」と例えているシナトラの言葉に共感を覚えます。
フランク・シナトラの名言④
私は死ぬまで生きる。
I’m gonna live till I die.
人は皆、死ぬまで生きる訳ですから当たり前と言えば当たり前の言葉なんですが、文字や口に出して言うと何故だか恰好よく感じてしまうのはシナトラが言った言葉だからでしょうか?
この言葉の裏側には自分のやりたいようにやり、悔いない人生を送り、死を迎える時まで十分に生き切って死ぬ、と言う意味合いが含まれている様に感じました。
何も後悔無く死を迎え入れる事が出来れば素晴らしい人生でしょうね。
そう思えるように私も人生を歩んでいきたいものですが、果たしてどうでしょうか?
そもそもまだ死を意識した事が無いので考えれば考える程難しく感じてしまいます。
フランク・シナトラの名言⑤
最高の復讐は、大きな成功を収めることだ。
The best revenge is massive success.
自分を快く思っていない人や、自分を陥れた人からすると、その対象者の成功と言うのはそれこそ臍を噛む思いでしょうね。
シナトラ自身も彼が成功する迄、色々な事があったのだろうと推測してしまう言葉ですよね。
私自身は復讐してやりたい、と思う程の人物が居ないので何とも言い難い部分はありますが。。。
ただ人の成功を妬み、色々妨害してくる様な輩はたくさんいるでしょうから、そういう人物が手出しも出来ない程に成功してしまえば、それも1つの復讐なのでしょう。
復讐心と言うのは最高のガソリンなのかも知れませんね。
まとめ
フランク・シナトラの名言をピックアップしましたが、彼の名言について思う事は「男臭い」名言が多いな、と言う点でした。
まあ、ピックアップした私の好みが若干そっちに偏っていただけかも知れませんけどね(笑)。
日本で言う所の「昭和な男」の匂いを感じ取ってしまったのは私だけでしょうか?
勿論、国籍が違うので考え方なんかはそれとは異なるかも知れませんが、本質の部分では通じる部分もあるのではないでしょうか?
私が言うのもなんですが、少しでもフランク・シナトラに興味を持って頂けたなら幸いです。
以上、フランク・シナトラの名言集を英語付きで紹介!!でした!!