2017年9月、1年後の引退宣言をし、宣言通り2018年9月16日に引退をした安室奈美恵さんに影響を受けた女性はたくさんいらっしゃると思います。
親子二代で安室ファンという方も少なくないと思います。
世代が違う彼女への印象も違ってくると思います。
若い世代にとても影響を与えた方といってもよいでしょう。
それでも引退までの1年は各メディアに多く取り上げられ、今までそれほどでもなかった方も改めて曲を聞いてみた、最後だからライブに行ってみたという方もいると思います。
若い世代に影響を与えた安室奈美恵さんはいったいどんな言葉を発していたのでしょうか。
ライブ中のMCはしないことで有名な安室奈美恵さん、彼女はどんな風にファンにメッセージを伝えていたのでしょうか。
多くを語らない方だからこそ、発した一言一言が心に響くのかもしれませんね。
安室奈美恵とはどんな人物?
1977年生まれ、芸能活動は1992年~2018年まで、安室ちゃんの愛称で若い世代に絶大的なカリスマ的存在でした。
アムラー現象を起こすほど、十代・二十代の女性が彼女のファッションを真似たりしていました。
ダンスパフォーマンスSUPER MONKEY’Sの初期メンバーに選出されたことがきっかけで芸能活動をはじめます。
安室奈美恵単独名義でのデビューは1995年、その後小室哲哉氏と出会いプロデュースされることにより人気を確立していきます。
その後、小室氏のプロデュースを離れることになりますが、安室奈美恵は独自のスタイルを貫き数々のヒット曲を世に出していきます。
人気絶頂の時の結婚と出産、そして離婚を経験。
安定した人気の中、突如の引退宣言をし、2018年9月16日、引退をしました。
安室奈美恵の名言①
「安室奈美恵の人生最大のライバルは、安室奈美恵です」
自分に厳しく、という意味にもとれる言葉です。
また芸能人にとって、自分ともうひとりの自分という感覚を持つ人もいると思うのです。
安室さんの場合、実名でご活動されていたので、そういう気持ちも強かったのではないでしょうか。
人は弱く、そして楽な道を選んでしまいがちです。
自分に甘くしてしまうことの方が多くなる中で、敢えて自分自身がライバルであるといえる、それこそが彼女の芯の強さのようにも感じます。
自分自身を売り込むということは、こういうことなのでしょう。
生半可な気持ちでは生き残れない世界であると証明しているような言葉にも感じました。
安室奈美恵の名言②
「そこで結果がついてこなくても、次で巻き返せばいい」
とてもポジティブな言葉にも聞こえますが、強いメンタルがあってこその言葉に感じます。
頑張ったのにその結果がすぐでないことの辛さは、経験した人ならわかると思います。
誰だって頑張った結果は早くでてほしいものです。
それを次にさらに巻き返さなくてはならないということは、さらに頑張らなくてはならないことです。
頑張りの度合いは人によって違ってきますが、普段以上のことをするってとても大変なことです。
安室奈美恵の名言③
「私にとって輝いている人は常に全力で取り組む姿勢のある人」
なんでもそつなくこなしてしまう人もいれば、不器用だけど真剣に取り組み頑張る人もいます。
パッとみた時、目に入るのはそつなくこなしている人か、それとも真剣に取り組み頑張っている人か……
目が離れない、なぜか目がいってしまうのは、真剣に取り組んでいる人だと思います。
見る人が見れば、どれだけ真摯に取り組んでいるのか、わかるものです。
決してそつなくこなしている人がダメというのではないのです。
そつなくこなしている人でも真摯に取り組む人は大勢います。
でも中にはそうでない人もいますよね。
意外と見られていることを肝に銘じておきましょう。見てくれている人は必ずいます。
安室奈美恵の名言④
「何かをはじめるのに、遅いってことはない」
この言葉をよく耳にします。
実は筆者自身が少し前に言われたばかりでした。
たとえば、今から歌手になるなんて……と言われたとします。
芸能界は若い子がデビューするものという先入観があるからだと思いますが、そうでもないです。
社会人を経験してデビューされている方も多くいらっしゃいます。
また、若い頃学費が無く進学をあきらめた人が定年後に大学生になるというケースも最近多くなりました。
世の中、たしかに年齢制限があるものもありますが、制限のないものもまたあります。
子供の頃やれなかったことを大人になってから始める人もかなりいらして、ピアノだったりバレエだったり、フィギュアスケートでも大人向けのコースがあります。
もちろん若い人と同じことをそっくりとまではいきませんが、人気があります。
筆者の知人も発表会などを開いたりして積極的に活動しています。
もし今、始めたいけれど……と悩んでいらしたら、それがもし歳のことでしたら、まったく気にする必要はありません。是非、今すぐはじめましょう。
安室奈美恵の名言⑤
「誰にでも可能性はある。私も最初はゼロだった」
確かに、誰にでも可能性はあるとは思いますが、限界ももちろんありますよね。
成功するには、環境やタイミングもあると思うのです。
安室ちゃんみたいになりたいと思っても、彼女と同じ場所までたどり着ける人は一握りでしょう。
可能性はゼロではないけれど、個人差はあるということを忘れてはいけない言葉のように感じます。
ただ、信じて挑むことは大事かもしれません。
挑むことさえ萎縮してしまっては、あるかもしれない可能性も開花しないと思います。
この言葉はどう受け止め解釈するか、とても難しいと感じました。
まとめ
安室奈美恵さんの言葉は若い世代が聞けばとても背中をおしてくれそうな言葉が多いと感じました。
同世代の人が言う言葉の方が耳を傾けたくなりますよね。
歳が離れすぎると説教臭く感じたり、生意気に感じたりすることも少なくありません。
彼女が彼女と同世代に愛されたのは、そういうこともあったのだと思います。
これから彼女の生き方に感化されたという人が新たな歌い手として出てくることもあるかもしれませんね。
ひとつの時代の終わりを見た、と言ってもいいくらいの最後の1年をリアルタイムで感じることができたのは幸運かもしれません。
きっとそう感じた人は多いはず、と思いたいです。
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